米Microsoft、12型の「Surface Pro 3」発表 - MacBook Airより30%スリム

米Microsoftは5月20日(現地時間)、Windows 8.1 Pro搭載タブレット「Surface Pro 3」を発表した。従来機に比べ、画面サイズを12型に拡大しながら、薄型軽量を実現した。北米では6月20日発売で、価格はCore i3搭載モデルの799ドルから。日本国内では8月中に発売する予定だ。

Surface Pro 3のディスプレイは、12型でアスペクト比3:2、2,160×1,440の解像度を持つ。従来機のSurface Pro 2は、10.6型でアスペクト比16:9、1,920×1,080ドットの解像度だった。画面サイズ、解像度ともに拡大しながら、厚さはSurface Pro 2の13.5mmから約9.1mmに、重量は同じく約907gから約800gと薄く軽くなった。同社は、MacBook Airよりも30%も薄いとアピールしている。

Surfaceの特徴であるキックスタンドは150度まで開くようになった。また、デジタルペン「Surface Pen」はOneNoteとの連携機能を備え、256階調の筆圧検知に対応した。

CPUとSSD容量、メモリ容量の違いで5モデルのラインアップを展開する。主な仕様と価格は、Core i3/64GB SSD/4GB RAM搭載モデルが799ドル、Core i5/128GB SSD/4GB RAM搭載モデルが999ドル、Core i5/256GB SSD/8GB RAM搭載モデルが1,299ドル、Core i7/256GB SSD/8GB RAM搭載モデルが1,549ドル、Core i7/512GB SSD/8GB RAM搭載モデルが1,949ドル。

OSはWindows 8.1 Proを搭載する。インタフェース類は、フロントとリアに500万画素1080pHDカメラ、USB 3.0、Mini DisplayPort、microSDカードスロットなどを備える。