クーラーマスターは14日、ベイパーチャンバー、ヒートパイプ、トリプルタワーフィンを組み合わせたハイエンドCPUクーラー「V8 GTS」を発表した。2月21日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は13,000円前後。

V8 GTS

台座部分にベイパーチャンバーを搭載するCPUクーラー。通常のCPUクーラーでは、台座部分の熱移動量がヒートパイプの熱移動量に追いつかない場合があるが、内部に冷媒液を封入したベイパーチャンバーを採用することで熱移動量を大幅に向上。熱設計上最大でTDP250WのCPUを冷却できるとしている。

ヒートパイプは6mm径のものを8本使用。メモリと干渉しない範囲でフィンを大型化したアルミ製トリプルパワーフィンを搭載する。CPUの真上に大型フィン、ファンを挟んで左右に2つのフィンを配置。搭載ファンは140mm×2基でPWMに対応。回転数は600~1,600rpm±10%の可変式。ファン部分の動作寿命は約18年間となる160,000時間で、高耐久だ。

本体サイズはヒートシンク部がW149.8×D154×H166.5mm、重量は約1,074g(本体854g、ファン220g)。騒音値は16~36dBA。ファン風量は28~82CFM±10%。対応ソケットは、Intel LGA775 / LGA1150 / LGA1155/ LGA1156 / LGA1366 / LGA2011、AMD Socket AM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FM2。

V8 GTS

装着イメージ