日本ヒューレット・パッカードは10日、タブレットとノートPCの1台2役に使えるデタッチャブルタイプのハイブリッドPC「HP Pavilion 11-h100 x2」シリーズを発表した。量販店モデル「HP Pavilion 11-h103TU x2」と、直販サイト「HP Directplus」モデル「HP Pavilion 11-h102TU x2」を用意。直販モデルは59,850円からで1月下旬の発売、量販店モデルは110,000円前後で2月中旬の発売となる。

直販モデル「HP Pavilion 11-h102TU x2」(製品版には日本語キーボードを搭載)

HP Pavilion 11-h103TU x2

量販店で販売される「HP Pavilion 11-h103TU x2」は、本体カラーがスパーリングブラック。11.6型Windowsタブレットとして使えるほか、キーボードドックと合体させればクラムシェル型ノートPCのスタイルになる。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5-4202Y(1.6GHz)、メモリがDDR3L-1333MHz 4GB(4GB×1)、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4200(CPU内蔵)。OSはWindows 8.1 64bit版。

ディスプレイは11.6型ワイドのグレア(光沢)IPSパネルで、解像度が1,366×768ドット。浮き石型(アイソレーション型)キーボードのキーピッチは約18.9mm、キーストロークは約1.5mm。

主なインタフェースは、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDメモリーカードスロット、マイク入力/ヘッドホン出力など。前面と背面にそれぞれ約200万画素Webカメラを搭載し、加速度センサー / ジャイロスコープ / デジタルコンパス / 周辺光センサーを内蔵する。キーボードドックには、USB 3.0×1、USB 2.0×1、HDMI×1を搭載。

バッテリ駆動時間はタブレット部分(液晶ディスプレイ)のみで約5時間30分、キーボードドック装着時で約8時間30分。本体サイズ/重量は、タブレットが約W303×D193×H12mm/約790g、キーボードドックと合体した状態だと約W303×D206×H25mm(最厚部)/約1.55kg。

HP Pavilion 11-h102TU x2

「HP Pavilion 11-h102TU x2」は、直販サイト「HP Directplus」で販売するモデル。本体カラーにはフライヤーレッドを採用し、スペックと価格を抑えた直販モデルとなっている。主な仕様は、CPUがIntel Celeron N2810(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1066MHz 2GB(2GB×1)、ストレージが64GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。その他の仕様は量販店モデル「HP Pavilion 11-h103TU x2」とほぼ共通。