バッテリ駆動11時間のハイスペック機 - 東芝「dynabook Tab VT484」
東芝の「dynabook Tab VT484」は、スペック面に注目したい。CPUやメモリ容量、ストレージなどの基本スペックは他機種と変わらないが、microHDMI出力とGPSを両方とも搭載しているのはこのモデルだけだ。ここで取り上げた4機種の中にあって、カメラはフロント約200万画素/リア約800万画素ともっとも高画素、バッテリ駆動時間は約11時間で最長となる。そのぶん重量が約445gともっとも重いのだが、ここはユーザーによって評価が変わるところだろう。
プリインストールソフトが充実している点も見逃せない。オフィスソフトとしては「Microsoft Office Home and Business 2013」(64GBモデル)、または「Microsoft Office Personal 2013」(32GBモデル)が付属し、写真管理ソフトや地デジ番組再生ソフトなども用意されている。
さらに64GBモデルなら、写真加工ソフト「Corel PaintShop Pro for TOSHIBA」やビデオ編集ソフト「Corel VideoStudio X6 VE for TOSHIBA」、Skypeによるビデオ通話を録画可能な「Skype録画」も付いてくるのだ。他モデルと比べるとやや値は張るが、トータルで考えるとお得感は高い。ラインナップと店頭予想価格は、Microsoft Office Home and Business 2013搭載でストレージが64GBの「VT484/26K」が65,000円前後、Microsoft Office Home and Business 2013搭載でストレージが32GBの「VT484/23K」が60,000円前後、Microsoft Office Personal 2013搭載でストレージが32GBの「VT484/22K」が53,000円前後。
製品名 | dynabook Tab VT484 |
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OS | Windows 8.1 32bit |
CPU | Intel Atom Z3740(1.33GHz) |
メモリ | LPDDR3 2GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics(CPU内蔵) |
ストレージ | 32GB / 64GB フラッシュメモリ |
ディスプレイ | 8.0型、1,280×800ドット |
タッチパネル | ○(5点マルチタッチ) |
有線LAN | - |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | 加速度、照度、地磁気、ジャイロ、GPS |
Webカメラ | フロント約200万画素、リア約500万画素 |
主なインタフェース | microUSB 2.0、microHDMI、ヘッドホン出力、microSD/SDHC/SDXCカードリーダ |
バッテリ駆動時間 | 約11時間 |
本体サイズ | W213.0×D135.9×H10.7mm |
重量 | 約445g |