米サンフランシスコでIDF(Intel Developer Forum)2013が、9月10日(現地時間)から開催されているが、Microsoftのマーケティング担当エグゼクティブバイスプレジデントであるTami Reller(タミ・レラー)氏は、IntelのPCクライアントグループのグループマネージャー兼シニアバイスプレジデントのKirk Skaugen(カーク・スコーゲン)氏のキーノートに登場し、25年以上と長年に及ぶIntelとMicrosoftの信頼関係をアピールした。ここで語られたことをブログ記事としてまとめたのが「Blogging Windows」だ。

図01 IDF 2013の壇上に登場したTami Reller氏(IDF 2013の動画より)

記事では、IntelのHaswellや、IDF 2013で発表されたBay Trail(ベイトレイル:AtomのSilvermont マイクロアーキテクチャ)上のプラットフォームとしてWindows 8.1が最適であることをアピール。新製品であるBay Trailに関しては言葉を重ね、「プロセスルールとして22ナノメートルを実現したSoC(System on Chip)は、2-in-1デバイスやタブレットに最適です」とReller氏は述べたという。また、現地時間の9月5日からドイツで開催されていたIFAベルリンで発表された新しいデバイスにも言及している。

Reller氏は、既存のWindows 8ユーザーがWindowsストア経由でWindows 8.1へ無料でアップグレードできることを強調し、米国の大手小売り量販店であるBest Buy(ベストバイ)400店舗内にWindows OSデバイスを販売する「Windows Store」を今年6月にオープンしたことを改めて紹介した。なお、IDF 2013に登場したReller氏の基調講演はこちらのリンクから、Windows Storeに関するプレスリリースはこちらのリンクから読むことができる。

図02 米大型量販店Best Buyの敷地内に設置したWindows Store