リコーは21日、モノクロ複合機「RICOH MP 3353」シリーズと、「RICOH MP 2553」シリーズの2シリーズ8モデルを発表した。8月28日より発売する。価格は69万円より。

RICOH MP 3353

2011年に発売された「imagio MP 3352/2552」シリーズの後継モデル。操作に「ホーム画面」の仕組みを採用し、使用頻度の高い機能を登録/アイコン化できるなど、利用者ごとに画面のカスタマイズが可能。各種クラウドサービスとの連携も強化されており、送られてきたFAXの受信データを、外出先のスマートフォンなどから閲覧することもできる。

「RICOH MP 3353」シリーズは、印刷速度が毎分33枚(A4横)のシリーズ。全4モデルを用意し、価格はコピー/FAX/プリンタ/スキャナ機能を搭載する「RICOH MP 3353 SPF」が131万円。FAXがオプションの「RICOH MP 3353 SP」が99万円。プリンタ/スキャナがオプションの「RICOH MP 3353 F」が109万円、コピー機能のみの「RICOH MP 3353」が78万円。

「RICOH MP 2553」シリーズは、印刷速度が毎分25枚(A4横)のシリーズ。全4モデルを用意し、価格はコピー/FAX/プリンタ/スキャナ機能を搭載する「RICOH MP 2553 SPF」が122万円。FAXがオプションの「RICOH MP 2553 SP」が90万円。プリンタ/スキャナがオプションの「RICOH MP 2553 F」が10万円、コピー機能のみの「RICOH MP 2553」が69万円。

印刷速度以外の仕様はほぼ共通で、ウォームアップタイムは14秒、ファーストコピータイムは4.4秒。スキャナの読み取り速度はカラー/モノクロともに毎分80ページ。最大600dpiの解像度でスキャンが可能で、スキャンしたデータは本体内のHDDに保存しておける。HDD容量は250GB。

そのほか主な仕様は、解像度が600×600dpi。対応用紙サイズはA3サイズまでで、279.4×431.8mmまでの用紙をコピーできる。給紙枚数は第1給紙トレイに530枚、第2給紙トレイに580枚、手差しで105枚の用紙をセット可能。インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LAN、USB2.0、SDメモリーカードスロットなど。

本体サイズは、「RICOH MP 3353」「RICOH MP 3353 SP」「RICOH MP 2553」「RICOH MP 2553 SP」がW587×D653×H710mm、重量は65kg以下。「RICOH MP 3353 F」「RICOH MP 3353 SPF」「RICOH MP 2553 F」「RICOH MP 2553 SPF」がW587×D653×H835mm、重量は75kg以下。対応OSは、Windows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2003 R2 / 2008 / 2008R2 / 2012、Mac OS X 10.5以降。