Let'snoteの伝統である、天面に凹凸をつけることで頑丈なボディを実現する「ボンネット構造」も健在。通勤ラッシュ時の混雑を想定した100kgf加圧振動実験をクリアしている。さらに、一般的な机と同じ76cmの高さからの落下試験(底面方向、動作時)にも耐えており、衝撃に対する強さはバツグンだ。

天面に凹凸をつけて衝撃の吸収力を高めるボンネット構造を採用

USB 3.0ポートは、電源オフ時でもスマートフォンなどの充電が可能。そのうち1基は1.5Aと出力が高く、対応デバイスであれば、高速に充電できるのが便利だ。また、前面には音量ボタン、画面のローテーションロックボタン、電源スイッチなどが備わっている。

左側面に有線LAN、D-Sub、SDカードスロット、マイク入力、ヘッドホン出力などを用意。右側面にはUSB 3.0×2、HDMI出力

キーボードについて、キーピッチは横方向18mmとそれなりの幅が確保されているが、縦方向には14.2mmしかなく、全体的に小さいと感じる人が多いだろう。タッチパッドは大きく操作しやすいが、それならばタッチパッドを少し小さくしてキーボードの縦幅を確保してほしいという人もいるハズ。一方、強めに打鍵してもたわみのない剛性が確保されているのは安心だ。

横のキーピッチは広いが縦のキーピッチはやや狭めのキーボード

キーは現在主流のアイソレーションタイプ

ACアダプタは非常にコンパクト

ウォールマウントプラグも付属

Let'snote AX3は、シーンによって使い分けができるコンバーチブル型の利便性を引き継ぎつつ、液晶、性能、バッテリ駆動のすべてを強化。モバイルノートとしての魅力がさらにアップしている。

今回紹介した「CF-AX3WEABR」はきょう体色がブラック、Microsoft Office無しの店頭モデル。このほか、シルバーの「CF-AX3WEABR」があり、それぞれMicrosoft Officeが付属するモデルも用意されている。さらに、プレゼンに便利な「小型ビューアー」が付属するモデルもあり、すべて基本スペックは共通だ。

また、直販サイトではメモリやSSDの容量をアップした専用モデルも用意。性能にこだわるなら、そちらも合わせてチェックしてみては。

製品名 Let'snote AX3 (CF-AX3WEABR)
CPU Intel Core i7-4500U (1.80GHz)
メモリ PC3-12800 4GB (4GB×1)
グラフィックス Intel HD Graphics 4600 (CPU内蔵)
ディスプレイ 11.6型ワイド液晶 (1,920×1,080ドット、タッチパネル、IPS)
ストレージ 128GB SATA SSD
光学ドライブ 非搭載
ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0、WiMAX、GigabitEthernet
インタフェース USB 3.0×2、D-sub、マイク入力、ヘッドホン出力、Webカメラ、SDカードスロットなど
サイズ/重量 W288×D194×H18mm/約1.14kg
バッテリ駆動時間 約13時間
OS Windows 8 Pro 64bit
店頭実勢価格 220,000円前後