ヤフーは29日、「ヤフオク!」で27日に起きた誤送信事故についての調査を続けた結果、新たに94,317名分の「Yahoo! JAPAN ID」と「メールアドレス」を組み合わせたリストが、最大179名の同サービス利用者に誤送信されていたと発表した。

今回の数字は、27日に発表された「1,427名分のIDとメールアドレスのリストが最大835名の利用者に対して流出」とは別に判明したものとなる。同社は本件に関する調査を完了しており、対象人数がこれ以上増えることはない。また、今回流出したIDとメールアドレスで「Yahoo! JAPAN」にログインすることはできないという。

事故の原因については27日の発表時と同じで、メールマガジンの送信設定作業における、担当者のオペレーションミス。同社が5月17日に発表した、不正アクセスによる「最大2,200万件の個人ID流出の恐れ」とは無関係である。