注目のGeForce GTX TITANの発売は?

今週の一番の話題は、NVIDIAが発表した新GPU「GeForce GTX TITAN」だろう。シングルGPUとしては最上位になる製品。従来同様、Keplerアーキテクチャを採用するが、既存のGTX 680に比べ、CUDAコアの数は1,536個から2,688個へと、1.75倍に増強されている。さすがに2GPUのGTX 690よりはパフォーマンスは下だろうが、注目度はかなり高い。

GPU名は数字ではなく"TITAN"。このプレミアム感がたまらない

製品としては、すでに代理店各社からZOTAC製やGIGABYTE製などについてアナウンスがあり、それによると、価格は12万円~13万円前後となる見込み。GTX 690の現在の価格が9万円程度からのため、コストパフォーマンスとしては微妙だが、およそ1年ぶりとなるハイエンドGPUの更新に、期待するユーザーは多いだろう。

入荷時期については、ショップ側にも確定した情報はないものの、早ければ今月中にも入る可能性があるとのこと。ただし本数は極少量になると見られ、「久しぶりの争奪戦」(某ショップ)になりそうな模様だ。ハイエンドGPUの発売時には恒例の風景である「ヘビーユーザーによる複数買い」が今回もあるのかどうか、注目したいところだ。

レガシーポート装備のMini-ITXマザー

GIGABYTEの「GA-E350N WIN8」は、AMDのデュアルコアCPU「E-350D」を搭載するMini-ITXマザーボード。型番にあるように、最新のWindows 8への正式対応を謳いながら、シリアル/パラレルといったレガシーポートも備える。価格は7,000円前後と安価だが、耐久性の高い「Ultra Durable 4 Classic」準拠モデルとなっている。

GIGABYTEの「GA-E350N WIN8」。拡張スロットはPCIのみとなる

インタフェースは、VGA、HDMI、USB2.0、LAN、シリアル、パラレルなど

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