バッファローは19日、有線LANポートに接続して無線LAN化するUSBバスパワー動作のWi-Fiユニット「WLI-UTX-AG300/C」を発表した。8月上旬より発売し、価格は4,700円(税別)。

LI-UTX-AG300/C。有線LANポートと、USBバスパワー用のUSB端子を搭載する

WLI-UTX-AG300/Cは、有線LANポート搭載のPCやゲーム機などに装着することで、有線LANを無線LAN化できるWi-Fiユニット。同社の無線LAN機器「エアステーション」シリーズの製品で、無線LAN規格はIEEE802.11a/n(5GHz帯)とIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)に対応。5GHz帯のみを使用できる「11n/a Onlyスイッチ」も搭載している。

電源はUSBバスパワーとなるため、PCやテレビなどの有線LANポート・USBポートにつなぐことで、コンセントへ接続することなく手軽にワイヤレス化できる。本体上部には無線LANのワンタッチ設定システム「AOSS」及び「WPS」用のボタンを備える。

アンテナ数は送信2×受信2。無線LANセキュリティはWEP(64/128bit) / WPA-PSK(AES) / WPA2(AES)、およびWPA/WPA2 mixed PSKに対応する。

本体サイズは136×37×26mmで、重量は50g。本体の有線LANポートは10BASE-T/100BASE-TXに対応する。対応OSはWindows 2000 / XP / Vista / 7、Mac OS X 10.4以降。

利用イメージ。本体を取り付けにくい場合に使えるUSBフレキシブルケーブルを同梱する