米AMDは5日(現地時間)、低価格ノートや小型デスクトップ向けAPU「AMD Eシリーズ」の新世代製品として、「AMD E2-1800」ならびに「AMD E1-1200」を発表した。これまで、Brazos 2.0などのコードネームで知られていた廉価APUで、従来のE-450などに比べ、CPUコアこそ同様にBobcatを採用するが、グラフィックス機能の拡張などが特徴とされている。

製造プロセスは40nmで従来世代から変更無し。CPUコアはBobcatで、GPUも従来のHD 6000番台からHD 7000番台へと名称こそ変わっているが、SP数などは従来同様の80基でDirectX 11をサポートするなど、ブランドリネームのみ実施されたものと見られる。動作クロックなどは向上している。

主な仕様は、E2-1800が、CPU動作周波数は1.7GHz(デュアルコア)、L2キャッシュが1MB。統合GPUはRadeon HD 7340で、SP数は80基、GPU動作周波数はベース523MHz/最大680MHz。対応メモリは最大でDDR3-1333/DDR3L-1333/DDR3U-1066。TDPは18W。一方E1-1200が、CPU動作周波数は1.4GHz(デュアルコア)、L2キャッシュが1MB。統合GPUはRadeon HD 7310で、SP数は80基、GPU動作周波数は500MHz(ベースのみ)。対応メモリは最大でDDR3-1333/DDR3L-1333/DDR3U-1066。TDPは18W。

前世代と今回のBrazas 2.0との比較。チップセットの消費電力も引き下げられている

Brazas 2.0プラットフォームのブロックダイアグラム

競合との製品ポジショニング比較。Atomの少し上を狙う

対応チップセットは「Hudson-3L」で、データ転送速度5GbpsのUSB 3.0をネイティブで2ポート備えている。同社では、この新プラットフォームで、競合他社と比較してバッテリ寿命が最大36%長くなり、ノートPCであれば最大11時間のバッテリ寿命を実現し、Webブラウジングやオンライン・フラッシュ・ゲームを競合他社比で最大90分長く利用することができると説明している。