④嗅覚

彼女との距離が近づいたのを感じる。今日の俺の香水のテーマは“色気”。草食系……なんて言われるけど、ロールキャベツな俺にそろそろ気づいてきた!?(親指を立てながら)。

「ここ数年でアロマやフレグランスにこだわる女性が増え、心地良い香りを求める傾向は以前よりも強くなってきています。もちろん、ビジネスシーンで香りがキツすぎるのはNGですが、すれ違ったときにふわっと良い香りがする男性はポイント高いですよ」(小高さん)

ビジネスで香りをまとうのは難しい。そう考えている人も多いかもしれない。しかし、香りをうまく活用すれば、自分も心地よくいられるし、相手に好印象を与えることもできるのだ。

「嗅覚は五感のなかでも特に記憶に残るもの。あの人、良い香りだったな。そう思わせたらシメたものです」

⑤味覚

営業帰りにとっておきのお店で手土産を購入。彼女の笑顔はプライスレス。たまたま目的地の近くに店があっただけっていうアピールと“食に博識な自分”をきっちり演出。これで食事に誘う準備は万端か……。

プレゼントを贈るという行為は、楽しくもあり、難しくもある。センスを測られる重要なバロメーターとなるからだ。素敵なものを贈られたら、株はグンと上がる。それが手土産だとなおさらだ。

「仕事場への手土産や差し入れは、いつでもどこでも手に入るものやありきたりなものではなく、特別感があるものがいいですね。この人は普段からこだわりを持って素敵な暮らしを送っているんだろうな……。気の利いた手土産を贈られた女子は、その男性のことを好意的に捉えるものです」(小高さん)

また、好きな人との食事はおいしく感じるもの。女子がおいしそうな顔をしていれば、脈アリってことかも!?

心理解説: 小高千枝(おだか・ちえ) 心理カウンセラー。2010年、メンタルケアサロン『ピュアラル』を広尾にオープン。個人向けのカウンセリングやメンタルケアを手掛けるほか、企業向けのセミナー講師やコラム執筆など多方面で活躍中。

色彩解説: 関口智恵(せきぐち・ともえ) キュア・カラー代表取締役、色彩プロデューサー。様々なメディアで活躍するほか、ビジネスパーソンのメンタルケアや才能を生かす個人セッションを行う。色彩心理やカラープロモーション講座などを開催。主な著書に『心の三原色』(インフォレスト)。

芹那(せりな) 1985年、北海道生まれ。SDN48の中心メンバー。抜群のスタイルと愛くるしいキャラクターでバラエティや雑誌でも活躍。3月31日をもって卒業となるSDN48としては、3月7日にシングル『負け惜しみコングラチュレーション』、3月14日にアルバム『NEXT ENCORE』をリリース予定。

※マイナビニュースマガジンNo.2(2011年3月10日発行)より転載

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