インプレスR&Dと大日本印刷は16日、異なる電子書籍サイトで購入した電子書籍を一元管理するソフト「オープン本棚」のWindows版を一般ユーザー向けにテスト公開した。Webサイトにてメール登録後ダウンロードできる。Windows XP以降のOSに対応する。試用版は、ユーザーなどからの意見や感想を広く募集するために公開されている。

「オープン本棚」は、ユーザーが異なるストアで購入した電子書籍を一元管理できるソフトで、昨年12月に はAndroid搭載端末向けに開発した試用版アプリが先行して公開されている。ソフトは、無料電子書籍や書店などが推薦する書籍が並ぶ「オススメ」から購入したり、検索ボタンからキーワードで検索し、「マイ本棚」に追加したりと実際の本棚のように、背表紙で電子書籍のタイトルを管理。タイトルをクリックして表示されるダイアログから「開く」を選ぶとWindows環境にインストールされているPDFビューワが起動し、閲覧できる。ユーザーが自由に決定できる「仕切板」の設置で本棚を区分する機能なども搭載されている。また、AndroidとWindowsと2つのOSに対応したことにより、PCとAndroid端末で本棚の内容を同期させることも可能になっている。

「オススメ」棚

「マイ本棚」で仕切板を移動