NECは4日、ページプリンタ「MultiWriter」のラインアップに、エントリークラスの「MultiWriter el」シリーズ2機種を追加した。価格はオープンで、想定価格はカラー機の「MultiWriter 5600C」が50,000円前後、モノクロ機の「MultiWriter 5100」が20,000円前後。出荷開始はいずれも8月22日の予定。

MultiWriter 5600C

MultiWriter 5100

「MultiWiter el」シリーズは、「Economy & Light」をコンセプトとし、「小型で低価格の電子写真プリンタを導入したい」「インクジェットプリンタから置き換えたい」というユーザーニーズに対応する製品。今回発表の2機種がその第1弾となる。

両機とも、ドラム組み込み構造を特徴とした乾式電子写真方式のエンジンにLEDプリンタヘッドと融点の低いトナーを採用することで、小型軽量・使いやすさ・上位機並みの高画質・低消費電力を実現した。

「MultiWriter 5600C」の主な仕様は、ウォームアップ時間が25秒以下、連続プリント速度がカラー10枚/分、モノクロ12枚/分。ファーストプリント時間はカラー約17.3秒、モノクロ約15.0秒。解像度は1,200×2,400dpi。消費電力は最大790W、節電モード時4W、平均265W。インタフェースはUSB 2.0。サイズ・重量は、W394×D304×H234mm、重量は10.6kg。

「MultiWriter 5100」の主な仕様は、ウォームアップ時間が25秒以下、連続プリント速度が24枚/分。ファーストプリント時間は約8.0秒。解像度は600×600dpi/1,200×1,200dpi。消費電力は最大970W、節電モード時4W、平均370W。インタフェースはUSB 2.0。サイズ・重量は、W358×D197×H208mm、重量は4.6kg。