――この作品の魅力を教えてください

釘宮「作品全体の魅力は、個性の強いキャラクターたちが織り成す、濃ゆい日常というか、楽しい日常というか、ヘンタイな日常というか(笑)、そういったところがまず第一の見どころではないかと思うのですが、収録をしていても、すごく雰囲気がいい現場なので、そんな雰囲気まで感じていただけるような楽しい作品になるのではないかと思っています」

生天目「第一話の収録のとき、けっこう絵が入っていて、すごく綺麗な状態で見られたのですが、本当に世界観がわかりやすい感じで、色使いがとても可愛らしく、ほんわかとしていて、こういうところに行ってみたいなって思うぐらい、とにかく絵が綺麗でした。あと、キャラクターがみんな可愛くて、とにかくいっぱいいるんです、女の子が。現場も女の子がいっぱいいるんです。だから私はとても楽しいです、この現場(笑)。久しぶりな方もいるのですが、普段から仲良くさせてもらっている人ばかりで、すごく居心地がいい現場なので、それが出ているといいなと思います」

――アフレコ現場の雰囲気を教えてください

松来「本当に、普段ご一緒させていただく方が多くて、キャスト表を見たとき、『わ、楽しみ!』と思ったぐらい、いいチームワークでできるなって思いました。今日の収録では、左がなばちゃん(生天目)で、右が皆口裕子さんだったのですが、裕子さんもキャスト表を見た瞬間に『今日、これに来るの楽しみだったの』って言ってくれたのですが、なばちゃんも同じように言ったくれたので、みんな同じ気持ちで来ているんだなって思いました。実際、収録もすごく朗らかに進みまして、毎週来るのが楽しみだなって思うぐらい、楽しい現場です」

佐藤「スタッフさんサイドもすごく人数が多く、今回から学園の話になったので、キャストサイドも人数が増えて、けっこうワイワイとしていて、すごく賑やかです。これからまた新キャラもたぶん出てくるでしょうし、楽しみだなと思える現場ですね」

――原作も含めた絵の印象を教えてください

釘宮「ロッテの衣装は、一見可愛いのですが、実はすごくきわどくて、どうなっているのかよくわからない不思議衣装を着こなしているんですけど、何かそんなところもすごくいいなって、夢があるなって感じがします(笑)。私も楽しいですし、観てくださる方にも楽しんでいただけるのではないかと思います」

佐藤「可愛いですね、ものすごく。原作を拝見させていただいたときも可愛いなって思っていたのですが、その世界観がまるっとアニメーションになったら、もっと可愛くなっていて。もちろんフルカラーで、色合いもちょっとパステルっぽい、魔法の国みたいな感じになっていて、すごくその雰囲気が好きです。音楽も可愛い音楽がつくと思うので、出来上がりが楽しみです」

田村「原作を見て思った印象は、とても絵が可愛らしいなっていうところですね。あと、服がきわどいなって(笑)。ビジュアルでも楽しめると思いますし、すごく素敵だと思います」

生天目「ユーディットは、見た目に反して、中身は大人って感じです。頭にハートとかつけちゃって、髪の毛もピンク色なのに、下着は黒だったりして、『私、脱いだらすごいんです』みたいな(笑)。しかも下着がすごくセクシーだから、私もそういう人になろうと思いました。彼女を目標にしようと思います (笑)」

藤村「原作を読んだとき、全体的にキュンときたのですが、特にロッテがお尻丸出しの状態で、もじもじしている様子が、ぷにんとしたちびっちゃいキャラクターで描かれていたのが本当に可愛いかったです。女の子が全体的に肉感的で、すごく丸みがあって、触りたくなるようなボディをしているのを見ると、漫画家ってすごいなって思います(笑)。とても素敵な立体的なボディは、私も気になりますが、男性はもっといろいろな妄想が掻きたてられるのではないかと思います。本当にたまらない感じでございます」

堀江「胸代表ということで、たぶん胸好きな方はエフィさんに食いつくのではないかと思います。エフィさんは種族的に、日本で言うところの牛、の感じをイメージされていらっしゃるのだと思うんですけど、耳の形がたれ耳っぽかったり、角があったりして、すごく可愛いなと思いながら見てます」

鈴木「とにかく絵がすごく可愛いなって思いました。直哉さんも23歳だけど、すごくプニっとしていて、可愛いです。けっこうきわどいところの描写も多いのですが、それも可愛さですべて許されているみたいな感じがします」

松来「胸が横になっても崩れない。それはファンタジーでもあるし、目標にしなきゃいけない部分でもあります。今日も原作を読ませていただきながら、一緒に見ていた人たちと、これはどうなっているんだろうとか、どうやったらこうなるのかって話をしていました(笑)」

広橋「すごく可愛いです。文句なしに可愛いなと思いました。あと、原作を読んでいると、パンツははかなくてもいいのではないかとだんだん思えてきます。子どもはね。大人はやはり、ちょっとカバーするためにはいたほうがいいですけど、子どもはいいのかなって思いました(笑)」

波田野「表紙を見たとき、ロッテさんの衣装にビックリしたんですけど、読んでみたらすごく可愛らしかったです。もちろん男性の萌えがいっぱい詰まったお話なのかもしれませんが、女性もスラスラと楽しんで読めると思います」

――先ほどからヘンタイというキーワードが出てきていますが、今のところは誰が一番ヘンタイですか?

生天目「松来さんですかね」
松来「キャラで」
生天目「あ、あなたではなく」
松来「キャラでお願いします」
田村「ヘンタイはいないと思います」
藤村「わかりやすいのはユーディットさん?」
生天目「ユーディットさんはヘンタイになろうと思ってなっている人だけど、ほかの人たちは、そうなろうと思っていないのにヘンタイになっちゃった人たちだと思う」
田村「だからヘンタイじゃないって。仲間にしないでよ」
生天目「みんなで一緒に歩こうよ(笑)」

――最後に番組を楽しみにしているファンの方へのメッセージをお願いします

波田野「たくさんの可愛らしい女の子がいっぱい出てきますので、お気に入りの女の子を見つけて、楽しんでいただければなと思います。よろしくお願いします」

広橋「男の方はもちろん、いろいろな感じで楽しんでください。でも、女の人でも絶対に楽しめる可愛い作品なので、ぜひご家族、お友だちと一緒に楽しんで観てください」

松来「たくさんの女の子たちが出てきますが、見事にみんな個性がきわだっていて、きっと皆さん目移りしちゃうのではないかと思います。キャストの我々とスタッフの皆さんと、一丸となって楽しく作っていますので、ぜひ観てください」

鈴木「この作品は、観ていてホッとするというか心が温かくなるようなアニメだと思いますので、皆さんぜひ観てください」

堀江「家族間の関係や友達との関係なども、とても優しく、温かく描かれていく作品だと思いますので、そのあたりもぜひ楽しんでください」

藤村「本当に世界観がすごく素敵な作品で、きっと男性も女性も、この世界に入りたくなるような雰囲気があると思います。私もそうだったので、皆さんも楽しんでください」

生天目「原作ファンの方はもちろん、初めてアニメから入る方も観やすい作品になっていると思いますので、ぜひ観てください」

田村「この作品はロッテの心の成長みたいなものが描かれていて、そのロッテに触れることによって周りの人たちも優しい気持ちになっていきます。おっぱいとかもいいですけど(笑)、そういった本質的な部分もちゃんと観てもらえるとうれしいなと思います、よろしくお願いします」

佐藤「原作をまじまじと読んでいると、『おお!』みたいな展開なんですよ、よく考えてみると。でも、その絵柄であったり、作品が持つ世界観であったりによって、設定的にはビックリするような設定もいっぱい出てくるのですが、それをカバーしてあまりある何かを持っている、愛をすごく持っている作品だと思います。絵が動いて、声が付いて、音が付くことで、その世界観がより広がっていくと思いますので、私自身も出来上がりがとても楽しみですし、皆さんにもぜひ全話を観ていただけるとうれしいです」

釘宮「監督をはじめ、原作の先生、スタッフの皆さん、キャスト陣、みんながすごく愛情を持って、深くそそいで作っている作品だと感じています。本当に絵もすごく生き生きとしていて、色が付いているところは本当にすばらしい色合いになっていて、全部フルカラーになったらどんなに素敵な作品だろうって想像するとすごく楽しいです。この作品を通じて、たくさんのファンの方と何かしらの交流ができたらいいなと思って、期待しています。最後まで精一杯頑張りますので、応援していただければと思います。よろしくお願いいたします」

――ありがとうございました


TVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』は4月10日(日)のチバテレビを皮切りに、tvk、テレ玉、TOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、テレビ愛知、AT-Xにて順次放送される。詳細については公式サイトをチェックしてほしい。

TVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』放送スケジュール

放送局 放送開始日 放送時間
チバテレビ 2011年4月10日 (日) 毎週日曜日 23時30分~
tvk 2011年4月10日 (日) 毎週日曜日 25時30分~
テレ玉 2011年4月11日 (月) 毎週月曜日 25時05分~
TOKYO MX 2011年4月11日 (月) 毎週月曜日 25時30分~
サンテレビ 2011年4月11日 (月) 毎週月曜日 24時00分~
KBS京都 2011年4月11日 (月) 毎週月曜日 25時30分~
テレビ愛知 2011年4月12日 (火) 毎週火曜日 26時00分~
AT-X 2011年4月18日 (月) 毎週月曜日 11時30分~ ほか
※放送開始日、放送時間は都合により変更になる場合がある
■TVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』おもなスタッフ
原作 / 葉賀ユイ◆監督 / 追崎史敏◆キャラクターデザイン / 大塚舞◆シリーズ構成 / 赤尾でこ◆構成協力 / 新房昭之◆ワールドビジュアルデザイナー / okama◆美術監督 / 田尻健一◆撮影監督 / 濵雄紀◆色彩設計 / 斎藤麻由◆音響監督 / 岩浪美和◆音響制作 / ダックスプロダクション◆アニメーション制作 / ディオメディア

■TVアニメ『アスタロッテのおもちゃ!』おもなキャスト
アスタロッテ / 釘宮理恵◆直哉 / 佐藤利奈◆明日葉 / 田村ゆかり◆ユーディット / 生天目仁美◆ゼルダ / 藤村歩◆エフィ / 堀江由衣◆クー / 鈴木美咲◆オラフ / チョー◆メルチェリーダ / 皆口裕子◆ミスト / 松来未祐◆ユナ / 広橋涼◆リュッカ / 波田野由衣◆エリカ / 後藤邑子◆シグルド / 吉野裕行◆ドーラ / 阿澄佳奈◆ヘルガ / 白石涼子◆ウルスラ / 甲斐田裕子◆イニ / ????
(C)葉賀ユイ/アスキー・メディアワークス/アスタロッテのおもちゃ!製作委員会