「Rooster-LS」にデータ通信端末を接続した例

サン電子は、USBポートにデータ通信端末を接続することで、インターネットルーターとして利用できるモバイルVPNルーター「Rooster-LS」を発表した。3月19日より発売され、価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は4万円前後。

データ通信端末は、イー・モバイルの下り最大21MbpsのHSPA+サービスのほか、NTTドコモ、イー・モバイル、ソフトバンクモバイルなどが提供する最大7.2MbpsのHSPAサービスも利用可能(ブロードバンド回線には非対応)。

メインモード/アグレッシブモードの各モードに対応したハードウェア処理によるVPN機能を搭載するほか、NAT/IPマスカレード、ルーティング、DHCPサーバ/リレー、仮想サーバ、DMZ、パケットフィルタリング、NTP、ファームウェアアップデートなどのルーター機能を持つ。また、サン電子が運営する商用ダイナミックDNSサービス「suncomm.DDNS」にも対応する。

イーサネットポート(10/100BASE-T)×2、USB 2.0×2で、片方のUSBポートにUSBメモリをつなぎ、各種ログを保存することが可能。外形寸法は、W28×D104×H128mmで、重量は300g。