それはともかく、RMMTでは確かに性能が上がって見えるわけだが、その他のアプリケーションではどうか? ということで、RMMAのAverage RAM Bandwidhtの結果をグラフ58に、RAM Latencyの結果をグラフ59に示す。

このテスト、本来は8MB~32MBまで46のデータを取って変化を見るものだが、結果がほぼフラットなグラフになったので、素直に平均を取って示している。RMMAはSingle Threadなアプリケーションであるが、それでも意外にMemory Bandwidthがはっきりと出てくることが判る。また、Latencyを見ると一番高速なのがDDR3-1600 CL11なのも面白い。多少Latencyの少ないメモリを選ぶよりは、一段高速なメモリを選んだほうが効果的、という結果である。