「WHR-G300N」

バッファローは29日、IEEE802.11n Draft 2.0の300Mbps高速通信に対応し、世界最薄となる厚さ25mmのコンパクトボディを実現した無線LANブロードバンドルータ「WHR-G300N」を発表した。価格は13,600円で、11月下旬より出荷が開始される。

WHR-G300Nは、ピアノブラック調仕上げのコンパクトボディにアンテナを内蔵し、縦置き、横置き、ならびに付属の縦置きスタンドによる壁掛けも可能な無線ブロードバンドルータ。同社独自の無線LAN自動設定機能「AOSS」と無線LAN自動設定規格「WPS」に対応し、AOSS対応ゲーム機やプリンタ、Macでも添付ユーティリティを使用してAOSSによる自動設定が可能。iPhone 3GやiPod touchからは、画面上で無線LAN親機を選択するだけで接続できる簡単接続機能も用意されている。

また、無線LAN暗号化レベルを混在利用できる「マルチセキュリティ」機能を搭載。無線LAN親機のAOSSボタンを押すだけで、暗号化レベルが異なる機器が混在する環境でも、全機器でもっとも高い暗号化レベルで通信できるほか、セキュリティレベルが低いWEP接続子機からAES/TKIP接続子機にアクセスできないよう設定することも可能。

本体サイズは127(W)×25(D)×140(H)mm、重量は約200g。有線LANは10BASE-T/100BASE-TX×4、有線WANは10BASE-T/100BASE-TX×1、無線LANは対応規格がIEEE802.11b/g/n draft 2.0。対応セキュリティは、WPA-PSK(TKIP/AES)、WPA2-PSK(TKIP/AES)、WPA/WPA2 mixed PSK、WEP(128/64bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレータ、MACアクセス制限。対応OSは、設定ユーティリティー「エアナビゲータ」がWindows 98SE / Me / 2000 / XP / Vista(32bit)、「クライアントマネージャ3」がWindows 98SE / Me / 2000 / XP、「クライアントマネージャV」がWindows Vista(32bit)。

またWHR-G300Nと合わせ、USB 2.0接続の無線LAN子機セット「WHR-G300N/U」、CardBus用無線LAN子機セット「WHR-G300N/P」、LAN端子用無線LAN子機セット「WHR-G300N/E」も発表された。価格はそれぞれ16,800円、16,800円、21,000円。いずれも11月下旬より出荷が開始される。

USB 2.0用無線LAN子機セット「WHR-G300N/U」

CardBus用無線LAN子機セット「WHR-G300N/P」

LAN端子用無線LAN子機セット「WHR-G300N/E」