12日、告知のあったとおり、ASUSTeKのユーザーイベント「ASUS PC Park 2008 Powered by Intel」が、大阪・阪急梅田駅のBIGMAN前広場を会場に開幕した。同社の人気ノートパソコンを直に体験できるというイベントだ。

阪急梅田駅のBIGMAN前広場にASUSのイベントブースが登場。イベントは本日から明日10月13日まで開催される

イベント会場は阪急梅田駅内の広場に、気軽に入りやすいオープンな構造で設置されており、ASUSノートパソコンが備える様々な特徴をテーマ別わかりやすく体験できる各種ブースが豊富に用意されていた。また現行の最新ラインナップだけでなく、発売前のモデルから未発表のコンセプトモデルまで特別展示するなど、会場は同社ノートパソコンの、まさに総合体験会といった様子だった。

会場内のマップ。テーマ別のブースが用意され、ASUSの最新ノートを数多く展示

各ブースのASUSノートパソコンは、スタッフの解説付きで実際に体験することができる

最新ラインナップがズラリ大集合していた。もちろん大人気のEee PC(右写真)も

国内発表されたばかりで、販売開始も待ち遠しい「N10J」も発見。NVIDIAのGeForce GPUを内蔵した高性能Atomノートとして話題になっている最新モデルだ

参考展示だが、かなり変わったコンセプトモデル。なんとマイナスイオンを発生させるノートパソコンとのことだが、発売予定などは不明

これも変り種のコンセプトモデル。ヒンジ上部にWEBカメラ……と思ったら、なんとプロジェクター付き。こういった"楽しい"コンセプトモデルに直に触れられるというのはある意味貴重かもしれない

参考出展のコンセプトモデルで来場者の興味を一番引いていたのがコレ。「Bamboo PC」と紹介されている通り、特徴は"竹"だ。天板やパームレストが本当に"竹"素材となっている

"竹"といえば、現行ラインナップでも"革"は既に発売されている。こういった質感が特徴なモデルの場合は、今回のイベントなど、実際に手にとって確かめられる機会は非常にありがたい

展示の中心となるのはIntel Centrino 2プラットフォームを搭載した最新ラインナップ群で、特に上級者ユーザーには、同プラットフォームの搭載で実現したという、ASUSノートパソコンの高性能をアピールする「性能比較コーナー」が注目を集めていた。ほか、当日は子供連れの来場者が目立っていたのだが、プレゼントが貰えるクイズスタンプラリーや飛び込み参加OKのパソコンゲーム大会などが好評を博していたようだ。

「性能比較コーナー」では、Intel Centrino 2搭載ノートパソコンの性能を体験できる。写真のデモでは、通常コマ落ちしてしまうような高画質動画がCentrino 2ではスムーズに再生できている様子を紹介している

これは「オリジナルソフトウェアコーナー」の出展で、WEBカメラの撮影映像から、顔検知をしてリアルタイムに画像を合成するなどできる「ASUS LifeFrame」という独自ソフト。子供に大人気

クイズスタンプラリー。クイズ問題は会場をチェックすれば難なく解けるレベル。ちなみに当日貰えたプレゼントはASUSオリジナルの「手巻き寿司セット」。"しゃもじ"に入った見慣れたロゴがちょっとシュール

こちらはゲームコーナー。ASUSの高性能ゲーミングノートパソコンを使って、3Dレースゲーム「NEED FOR SPEED PRO STREET」を遊ぶことができる

同ゲームコーナーでは定期的に「NEED FOR SPEED PRO STREET」のゲーム大会も開かれていた。ASUSの誇るゲームマニア、"ASUSバトルレーサー"氏と対戦し、参加賞ならびに、勝利すればオリジナルグッズまで貰えるというもの

ただし、このASUSバトルレーサー氏(背番号51)。「本気で勝負します」と宣言し、相手が子供だろうが初心者だろうが容赦の無い本気バトルを繰り広げ、挑戦者を次々と倒してしまうらしく、関係者からは不満の声も(笑)

関係者の不満の声をよそに勝ち続けていたASUSバトルレーサー氏だが、どうやら今回のイベントの準備等で寝不足だったらしく、小さな挑戦者相手にあっさり負けてしまう場面も多く見られた。臆せず挑めば勝機はあるっ!

こういったイベントは主に東京の、それも秋葉原電気街などを中心に開かれることが多かったが、今回はところかわって大阪・梅田での開催。来場客の雰囲気や、客層も少々異なっていて、若者から年配者まで幅広い。また連休中ということもあってか、多くの家族連れで賑わっていたのも印象的であった。

なお、会期は明日13日(月)まで。13日も各種イベントやブースが本日と同様に展開される予定なので、興味のある方は是非、足を運んでみて欲しい。