Windows版Skype 4.0のベータ2が公開された。ベータ1からの大きな変更は、コンタクトグループ(「コンタクトカテゴリー」と名称変更)が使えるようになったこと、画面表示の切り替えが可能になったこと、新規イベント通知がより明瞭になったことの3点。

Skype 4.0のベータ1は、2006年以来のメジャーアップデート版として今年6月にリリースされた。ユーザーインターフェースが大幅に変更され、アクションごとに画面を開く仕様だったものが、1つの大きな画面に集約される形となった。音声通話を中心にした設計から、よりビデオ通話にフォーカスした設計になった点も特徴。

こうした変更について、フォーラム等ではSkypeを使い込んでいるユーザーからフル画面への抵抗感が聞かれた一方、一般のユーザーを対象としたアンケート等では約7割が新しいバージョンのほうが使いやすいと回答。これを受けて、ベータ2では大画面の「デフォルトビュー」と前バージョンのような「コンパクトビュー」の切り替えを可能にしたという。

今回に続きベータ3の公開は年末に予定。Skypeでは、次バージョンの改善のための意見を引き続き募集している。