Paint.NET開発チームは5日(米国時間)、高機能な画像編集ソフト「Paint.net 3.2 Alpha」をリリースした。対応プラットフォームはWindows XP SP2以降/Server 2003 SP1以降/Vista、動作には.NET Framework Version 2.0以降が必要。ソースコードはMITライセンスのもと公開され、派生版の開発を含め自由に再利用できる。

今回のリリースは、次期バージョンのPaint.net 3.2に向けた最初のα版。矩形領域選択ツールが見直され、範囲指定に固定サイズ/固定倍率を選択できるようになったほか、選択した領域に対して置換や排他的論理和(XOR)などの処理も可能になった。画像処理機能も強化、マンデルブローとジュリアフラクタルの2つのエフェクトが追加された。ほかにも、プラグイン開発に有用なユーザインターフェイスの整備や、Windows Vistaを対象とした表示の最適化などが行われている。

矩形領域選択ツールなど機能が向上した「Paint.net」の最新α版が登場