3DMark06 Build 1.2.0

FutureMark
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ここからは3Dである。まずは3DMark06のOverall Scoreをグラフ15に示す。低解像度では性能差がちゃんと出ているが、高解像度ではその差が縮まるのはほぼセオリー通りで、これだけ見れば確かに性能アップという話になる。ただ3DMarkの場合、CPU Testがスコアに占める割合が少なくない。それは正しいのだが、では描画性能そのものには影響しないのか? という事は3DMark値だけを見ていても判断つかない。そこでSM2.0のスコアとSM3.0/HDRのスコアを示したのがグラフ16だ。こちらも高解像度になると(GeForce 8800 GTXといえど追いつかなくなるためか)性能差が無いが、低解像度では明確にフレームレートの差が出ており、CPUの差が描画性能に影響していることが判る。先のCineBenchの結果ではないが、やはり描画ドライバの処理性能にも、今回のCPUの差が影響しているのではないか、と感じさせる結果となった。