米家電業界団体のCEA(Consumer Electronics Association)は、米国民のPCを利用した音楽視聴スタイルなどを調査する最新レポート「Computer-Sourced Audio Consumption in the Home」の発表を行った。

同レポートは、今年4月にCEA Market Researchが実施した調査に基づく。調査結果によれば、現在、米国内の82%の世帯がPCを所有しており、成人インターネットユーザーの72%が、PCを利用して音楽を聞いていることが明らかになった。そのうち、PCでの音楽視聴に毎週平均9時間を費やしているユーザーが77%を占めた。

とはいえ、PCで音楽を楽しんでいるユーザーの3人に1人以上は、音質向上が課題と答えており、楽曲ファイルを数多く入手するよりも、音質を改善できるほうが望ましいとの意見に約半数が同意している。