先日、台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2007。本誌でも連日レポートが掲載されたが、ここで発表された製品が店頭に並ぶのはまだまだこれからといった感じで、今週の新製品はちょっと少なめ。

特に力が入っていたのがMSIブース(何に?)。筆者や編集者Kなどは通りがかる度に写真を撮ってしまう始末

今年のCOMPUTEXでは、メモリメーカーも頑張っていたのが印象的だった(だから何に?)。ちなみにこれはATP

ところでこのレポートでお伝えしたACARD Technologyの超高速RAMディスク「ANS-9010」だが、T-ZONE PC DIY SHOPによると、「8月にサンプル入荷、9月に発売」と聞いているそうだ。メーカーこそ違えど、あの「i-RAM」後継とも言えるこの製品。値段にもよるだろうが、ハイエンドユーザーを中心に人気が出そうだ。

Athlon 64 X2 6000+がついにここまで

度重なる価格改定により、お買い得感が高まっているAthlon 64 X2だが、複数のショップにて、セット割引という形での「実質値下げ」が行われている。対象となる製品は、Socket AM2の6000+/5600+/5200+/5000+という4種類。最大6,000円引きというところもあり、さらにお買い得感が増している。

T-ZONE PC DIY SHOPは月末まで

クレバリー1号店は7月8日まで

TSUKUMO eX.は今週末限定

5000+でも4,000円引きになる

T-ZONE PC DIY SHOPでは、本日から月末まで、マザーボードとセットでの購入に限り、割引するサービスを実施中。値引き幅は2,000円~5,000円で、現在実施中のMSIフェアとの併用も可能だ。クレバリー1号店も最大5,000円の割引で、こちらはセット対象は限定していない。期間は7月8日まで。TSUKUMO eX.では週末限定ながら、マザーボードとのセットで最大6,000円引きを行う。

Athlon 64 X2シリーズはハイエンドの6000+ですら価格は現在3万円前後で、ここからさらに5~6,000円の値下げというのはかなり大きい(TSUKUMO eX.では、なんと実質22,580円という価格に)。次回の価格改定を先取りしたもの、とのウワサもあるが、乗り換えやグレードアップを考えているユーザーは要チェックだ。

MSIからもコンボモデルが登場

今月4日に一斉に発売が開始されたP35/G33チップセット搭載マザーボード。売れ行きに関しては「イマイチ」「マイクロATXだけ」などとネガティブな反応が多かったが、今週は新製品として、MSIのDDR2/3コンボモデル「P35 Neo Combo-F」が登場している。価格は21,000円前後。

例外的に「結構売れている」と答えていたのがTSUKUMO eX.。売り場にはGIGABYTEのマザーがズラリ

MSIのコンボモデル「P35 Neo Combo-F」。コンボ対応の製品はすでにGIGABYTEからも出ている