推しとは? 意味や「好き」との違い、推し活についても解説
推しとは「一推しのメンバー」を意味する言葉。今回は、「推し」の語源や使い方、「神推し」「箱推し」「推し事」などの関連用語を紹介します。また、「ファン」「好き」との違いや推し活についても解説するので参考にしてみてください。
推しとは? 意味や語源を解説
まずは、「推し」という言葉の意味や語源、類義語などを紹介します。
「推し」の意味
「推し」とは、一推しのメンバーを指す「推しメン」をさらに略した言葉です。
アイドルグループ内で最も応援しているメンバー、おすすめしたいメンバーを指す言葉として以前から使われていました。
そして、AKB48の人気と共に世間に広く知られるようになったとされています。
「推し」の語源
語源は、推薦や薦めるという意味の「推す」からきており、誰かにおすすめしたいほど好きな様子を表しています。
その存在を独り占めしたいわけではなく、他の人にも良さを伝えたい、興味を持ってくれたらうれしいという気持ちがニュアンスとして含まれる点が特徴。
したがって、「好き」よりもさらに強い愛が感じられる言葉です。
「推し」の使い方(例文つき)
続いて、「推し」の使い方を見ていきましょう。
人だけでなく好きな物に対しても使われる
「推し」は、自分が大好きで応援するアイドルや俳優などを紹介する際に使います。また、社内や学校など身近な存在に対しても使うことができます。
さらにはアニメやマンガ以外にもゲーム、鉄道、歴史、食べ物など、人に薦めたいほど好きなもの全てが「推し」の対象。
ちなみに、推しのイメージカラーを「推し色」、推し色を使ったコーデを「推し色コーデ」などと言います。
例文
それでは、「推し」を使った例文をいくつか紹介します。
・「推しが尊すぎてつらい」
・「推ししか勝たん」
・「このアイドルグループの中では彼が推し!」
・「このクラスの推しはあの人だね」
・「この店の推しメニューはこれだよ!」
・「このドラマ推してるから絶対見てね」
「推し」と「好き」の違い
「推し」と「好き」は、どちらもその対象に好意を抱いていることを表す言葉。
「推し」の場合、対象になる人や物について好意があるだけでなく、他人におすすめしたいという気持ちがあります。
一方「好き」の場合、その対象について心がひかれていることを示すものの、他人にすすめたい気持ちがあるかどうかは含まれません。
つまり、「推し」と「好き」の違いは、人にすすめたい気持ちがあるかどうかが1つの基準といえるでしょう。
※この記事は2021年06月30日に公開されたものです