お墓に供えてはいけない花の特徴9個。お供えに適した花やマナーも紹介
お墓参りの時は、花を供えるのが一般的ですよね。しかし、花の中にはお墓に供えてはいけないとされるものも。それはどのような花で、なぜ供えてはいけないのでしょうか。お供えに適した花やマナーも併せて解説します。
お墓に供えるのにおすすめの花
では、お墓に供えるならどのような花が良いのでしょうか。おすすめの花をいくつか紹介します。
(1)菊
菊はお供えの花として定番なので、外さない選択といえるでしょう。
花持ちして花びらが散りにくいので、お墓を汚しにくいというメリットがあります。
一輪咲きの菊が定番ですが、小さな花がたくさん咲くスプレー菊や丸い形がかわいらしいピンポンマムなど、実は種類が豊富です。故人のイメージや好みに合わせて選んでみてくださいね。
(2)カーネーション
カーネーションも花持ちが良く花びらが散りにくいので、お供えに適した花といえます。
特に、母の日に亡くなった母親へ供える花としては、白いカーネーションがよく用いられます。
ちなみに、カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」。故人への愛情を示すのにぴったりですね。
(3)トルコキキョウ
トルコキキョウは夏の暑さに強く、お盆の時期でもお供えしやすい花の1つ。よく使われるのは白や紫などですが、その他にもさまざまなカラーがあります。
また、シンプルな一重咲きから豪華な八重咲きまで咲き方もバリエーションに富んでおり、故人の好みやイメージに合った花を選びやすいのもメリットです。
(4)リンドウ
リンドウは夏から秋にかけて咲くため、お盆や秋彼岸のお供えによく利用されます。
「あなたの悲しみに寄り添う」という花言葉を持っているため、故人の心へ寄り添いたい時に選ぶと気持ちが伝わりそうですね。
また、花持ちが良いので暑い時期でも長くきれいな状態を保ってくれます。
(5)スターチス
お墓に供える花としては、スターチスもおすすめです。
スターチスは花持ちが良く長い間花が楽しめるので、暑い時期でもすぐ枯れる心配がありません。そのため、お盆のお供えによく使われます。
▶次のページでは、お墓参りで花を供える時のマナーを紹介します。
※この記事は2023年06月29日に公開されたものです