ワンナイトラブを楽しむ心得とは? 男女の心理やその後の展開を解説
ワンナイトラブは、世間が言うほどいけないことなのか。その是非をSTD(性感染症)やHIV防止啓蒙活動を行うライターのマドカ・ジャスミンが独自の視点で思索。自身や相手を傷つけないため、ワンナイトラブを楽しむ7つのルールを説きます。
ワンナイトラブを選択する男女の心理
そもそも、何故人々はワンナイトラブに及ぶのか。
人それぞれ理由はあれど、男女別で見てみれば、その差は一目瞭然。ここからわかる事実を駆使すれば、ワンナイトラブはもっと容易く、もっと楽しくなるかもしれない。
男性心理
昔から男性は「ただヤりたいだけ」でワンナイトラブに及ぶというのが通説とされてきたが、ここ最近の恋愛事情を見聞きしていると、必ずしも男性全員にそれが当てはまるとは言い切れない。
20代中盤までは学生時代の感覚を引きずり、女性を“落とす”ことに注力する人たちもいるが、30代に近づくにつれ段々と減ってくる。
仮にワンナイトラブやそこから始まった身体の関係だとしても、素性がわからなかったり、人として好意を抱けない女性だったりとはそうならないのである。特に有名・大企業勤めや経営者などの社会的責任が強いとその傾向が強かったりすることも。
ワンナイトラブから始まって結婚する人たちも存在するくらいだ。ただし、中には本当に性欲を満たしたいだけの輩もいる。
女性心理
「好きな人だから……」「気になってるから……」「好きになれそうだから……」といった心情が理由になると思われがちだし、実際にそういった女性たちも少なくない。例ではないが、私もワンナイトラブを繰り返していたころは、恋人やセフレにしたい男性しか相手にしていなかった。
逆パターンであれば、恋心がない相手だと欲望のままに振る舞えるから、とワンナイトラブを楽しむ女性も同等に存在する。
世の中の「女性は恋愛と性欲が混在している」という風潮は酷く前時代的だ。私たちも男性と同様、性欲だけでセックスをしたくなるし、好きな相手だからこそセックスをしたくなる。
ただ、ワンナイトラブに及ぶ相手への感情が恋愛起因なのか、性欲起因なのかを自分の中で見極めたほうがいい。それを間違えれば、一瞬で沼に落ちていってしまうから気をつけるべきだ。
▶次のページでは「後悔しないワンナイトラブに必要なルール」を紹介します
※この記事は2020年01月11日に公開されたものです