ワンナイトラブを楽しむ心得とは? 男女の心理やその後の展開を解説
ワンナイトラブは、世間が言うほどいけないことなのか。その是非をSTD(性感染症)やHIV防止啓蒙活動を行うライターのマドカ・ジャスミンが独自の視点で思索。自身や相手を傷つけないため、ワンナイトラブを楽しむ7つのルールを説きます。
後悔しないワンナイトラブに必要な7つのルール
たかがワンナイトラブ、されどワンナイトラブ。
軽視されがちな行為だとしても、人間が2人以上関わっている時点でルールは生じる。その中でも、特に死守してほしいとまでいえる厳選した7つのルールを説明していく。
これさえ守れば、トラブルに巻き込まれる可能性も格段に減るのでぜひ押さえてみてほしい。
(1)避妊具は絶対に装着する
ワンナイトラブどころか、性活において最重要ポイント。
これが出来ない男性とはどの付き合いもしないほうが身のためだ。自らコンドームをつけようとしない男性は確信犯、かつ常習犯。人間としての最低限のモラルがあれば、そのような愚行は絶対にしない。
自分の身は自分で守るしかないので、あらゆるリスクを避けるためにもコンドームの装着は徹底すべきなのだ。
(2)共通の友人や知人がいない相手とは行為に及ばない
最近ではマッチングアプリで出会った人とワンナイトラブになるという人も多いが、見ず知らずの相手に身を委ねることほどの恐怖は存在しない。
最低でも3人は共通の友人や知人がいる相手であれば、何かトラブルがあっても消息不明や音信不通になられる危険性は低くなり、仮にそういった事態になっても解決の糸口は見つかるはず。
いつ自分が被害者になってもおかしくない、そう思っていても損はない。
(3)周りに口外しない
男性は基本的にプライドが高く、一部を除き、自らの女性関係を親友にすら言わない生き物だ。
逆に女性は交際相手やセフレ、好きな人、気になっている人を友人に共有しまくる。ワンナイトラブの相手も例外ではない。出来事どころか、相手のパーソナリティや写真ですら共有しまくり、それが原因で揉め事に繋がるケースだって珍しくはない。
必要のない揉め事は、起こさないが大吉だ。
(4)しつこくしない(させない)
私の実体験(失敗談)だが、いくら互いに身体の相性を認め合っていたとしても、やたらと次の機会を求めたり、連絡頻度を多くしすぎたりするのはやめたほうがいい。
逆の立場で考えてみてほしい。
1回だけセックスした相手からのお誘いや連絡がやたらと多いとすれば、なんて思うのだろうか。……ひたすら怖くないか? 男性もそう思っているのだと想像すれば、自ずとしつこさを封印できるだろう。
(5)初対面で家に入れない(行かない)
このご時世、いついかなるときも自分が悲劇の当事者になるという自覚を持っていなければならない。
夫婦や恋人関係でも殺人や暴行、性犯罪が起きるのだから、そういった関係よりも希薄な仲の男性を家へと招き入れるのはおすすめしない。
家に入れるとしても、せめて数回ほど人となりを見極めてからで、初対面では絶対に入れないでほしいと私は願う。
自分や自分の周りが悲しむ未来にさせないためにも、こればかりは強く主張する。
(6)SNSでやたらと絡まない
SNSが男女間トラブルのきっかけとなるケースは後を絶たない。面白いことに外野が見ていると、そのトラブルの前兆は驚くほどにわかりやすいのだ。
相手のSNSを特定し監視するのは未だしも、人間関係の掌握やそこに介入しようと試みたり、周りに見えるような形式で相手に絡んだりするのは端的に言って、気持ち悪いにもほどがある。
ワンナイトラブをしただけで、彼にとっても、はたまた自分にとっても、相手は何者でもないのだから。
(7)恋人面をしない(させない)
一番悪質で、一番救いようがないパターン。
セックスをした=恋人、という方程式が通じるのは最高でも19歳までだと考えている。しかも、こういう思考に陥る女性はどういうわけか悲劇のヒロインのような振る舞いを始めるのだ。
「自分はセックスをしたのに相手は素っ気ないし、ほかの女性の影も感じてならない! どうしよう!」。そりゃそうだ、だって恋人ではないもの。ピュアと評せばそうだが、いい大人の女性ならこうはならない。つまりは……ご想像にお任せする。
▶次のページでは「ワンナイトラブのその後」を紹介します
※この記事は2020年01月11日に公開されたものです