TECH+ データ活用 Week | Day4 | データとビジネス

客観的なデータに基づき意思決定を行う「データドリブン経営」が、いま改めて注目を集めています。
不確実で変化の激しい現在のビジネスにおいては、経験や勘に基づく経営判断を脱却し社内外にあるデータの価値を創出できる環境を整備すること、すなわちデータを活用したデータ駆動型経営への変革が求められます。Day4では、「データ×ビジネス」で先を行く事例講演とともに、データ駆動型経営の要点を紐解きます。

SPEAKERスピーカー

  • DAY 45.18

    落合 陽一 氏

    基調講演メディアアーティスト落合 陽一 氏

  • DAY 45.18

    喜連川 優 氏

    特別講演大学共同利用機関法人情報システム研究機構 機構長 東京大学 特別教授喜連川 優 氏

  • DAY 45.18

    渋谷 直正 氏

    特別講演東日本旅客鉄道株式会社マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット担当部長渋谷 直正 氏

  • DAY 45.18

    林 直孝 氏

    特別講演J.フロント リテイリング株式会社執行役員常務 グループデジタル統括部長林 直孝 氏

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TIMETABLEタイムテーブル

DAY 4
5.18THUTECH+ データ活用 Week
データ活用の潮流
10:30-11:00

D-1基調講演デジタルネイチャー化の進展と高速で変遷する技術環境

AI技術の進展により技術環境の変化が止まらない。本講演ではその外観と今後の展望についてユビキタスコンピューティングの発展、計算機自然とインタラクションなどの観点から日本企業のとるべき戦略について論ずる。

落合 陽一 氏

メディアアーティスト落合 陽一 氏

メディアアーティスト。1987年生まれ、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学デジタルネイチャー開発研究センターセンター長、准教授・JSTCREST x Diversityプロジェクト研究代表。IPA認定スーパークリエータ/天才プログラマー.ピクシーダスト テクノロジーズ代表取締役。
2017-2019年まで筑波大学学長補佐、2018年より内閣府知的財産戦略ビジョン専門調査会委員、内閣府「ムーンショット型研究開発制度」ビジョナリー会議委員及び内閣府ムーンショットアンバサダー、デジタル改革法案WG構成員、2020-2021年度文化庁文化交流使、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーなどを歴任。
2015年World Technology Award、2016年Prix Ars Electronica、EUよりSTARTS Prizeを受賞。Laval Virtual Awardを2017年まで4年連続5回受賞、2017年スイス・ザンガレンシンポジウムよりLeaders of Tomorrow選出、2019年SXSW Creative Experience ARROW Awards受賞、2021年MIT Technology Review Innovators Under 35 Japan、2021 PMI Future 50、Apollo Magazine 40 UNDER 40 ART and TECHなどをはじめアート分野・テクノロジー分野で受賞多数。
個展として「Image and Matter(マレーシア・2016)」、「質量への憧憬(東京・2019)」、「情念との反芻(ライカ銀座・2019)」など。その他の展示として、「AI展(バービカンセンター、イギリス・2019)」、「計算機自然(未来館・2020)」など多数出展。著作として「魔法の世紀(2015)」、「デジタルネイチャー(2018)」など。写真集「質量への憧憬(amana・2019)」など。
メディアアートを計算機自然のヴァナキュラー的民藝と捉え、「物化する計算機自然と対峙し、質量と映像の間にある憧憬や情念を反芻する」をステートメントに、研究や芸術活動の枠を自由に越境し、探求と表現を継続している。

11:10-11:50

D-2データを正しく「使う」為に必要なこと

昨今ではDXの推進やChatGPTなどによる大規模LLMの活用によるデータ活用が注目されています。その一方で、思うようにデータ活用が進まないと感じる方も多いのではないでしょうか。本セッションでは企業にある様々なデータを正しく使う為に必要な要素についてご紹介します。

手塚 卓也 氏

株式会社スリーシェイクIncubation事業部 部長手塚 卓也 氏

自治体やデータベースマーケティング会社でのインフラ設計/構築/運用を経験し、2018年にスリーシェイクに入社。その後大手からベンチャー等規模を問わず様々な組織に対してSRE立ち上げのコンサルティングや技術支援を行う。現在はETLツール「Reckoner」の事業立ち上げからプロダクト全般の統括に従事。

データとビジネス
13:00-13:30

D-3特別講演「データとその調理場を作ったもん勝ち」の時代

AIなどの台頭によって、データ生成は人間だけではなくロボットも担う時代に突入したいま、データエコノミーが前提になる社会はそう遠くはありません。データという材料生み出し調理する場、つまりデータプラットフォームがいかに重要になるかをEUやコロナ禍での動向を例に挙げご紹介します。

喜連川 優 氏

大学共同利用機関法人情報システム研究機構 機構長 東京大学 特別教授喜連川 優 氏

1983年東京大学大学院工学系研究科情報工学専攻博士課程修了。情報処理学会会長、日本学術会議情報学委員長などを務める。データベース工学の研究に従事。国立情報学研究所所長などを経て、2023年より現職。ACM SIGMODエドガー・F・コッド革新賞、電子情報通信学会功績賞、情報処理学会功績賞、全国発明表彰「21世紀発明賞」、IEEE Innovation in Societal Infrastructure Award、日本学士院賞などを受賞。2013年に紫綬褒章、2016年にはレジオン・ドヌール勲章を受章。

13:40-14:00

D-4自走するデータ駆動組織のIT部門は何をしてきたか

データと分析を内製化して自走させているデータ駆動型企業においてIT部門が果たしてきた役割に着目する。社内データサイエンティストの育成と活用、データ分析業務を現場に浸透と定着についてIT部門が行った取り組みについて論じ、データ駆動型の組織へ向かう道筋について紹介する。

川田 創 氏

SAS Institute Japan株式会社アナリティクス・プラットフォーム ソリューションアーキテクト川田 創 氏

SAS Institute Japanにおいてクラウド分析プラットフォームSAS Viyaの紹介、拡張アナリティクス、分析民主化の提案に携わる。SASでの活動を通じ、SASが提案する真の民主化についてご理解頂き、ともに歩んで頂けるよう情熱をもって日々活動している。趣味は英語とプログラミングで週末はhacker rankでプログラム課題に取り組んでいる。

14:10-14:30

D-5顧客体験(CX)と経営データを繋げ、企業価値を最大化する方法

近年、事業の成長につながる意思決定をデータドリブンに行える仕組みを構築することがビジネス成功の鍵を握っていると言われています。しかし「データを蓄積しているが、価値を創出できていない」といったお悩みをお聞きします。そこで、本講演では「データ利活用を実現するためのデータ設計の考え方」をご紹介いたします。

平田 大祐 氏

株式会社モンスターラボ常務執行役員CTO平田 大祐 氏

2004年IBMグループに入社し、IBM ITスペシャリストとしてシステム開発に従事。 2009年からベンチャー企業にて受託開発、コンテナ型無人データセンターの管理システム、ドローン開発などソフトウェアからハードウェア開発まで幅広く関わる。チーフテクノロジストとして2015年にモンスターラボへ入社し、2018年4月より最高技術責任者であるCTOに就任。

14:40-15:10

D-6特別講演データマーケティング推進へ向けたJR東日本の挑戦

JR東日本では、鉄道輸送事業に加え、エキナカ、駅ビル、ホテルなどの生活サービ
ス事業(非鉄道)にも注力しており、お客さまを中心としたヒト起点のマーケティン
グを推進していきます。そのためにはSuicaやJREポイント会員の利用履歴などを活用したデータマーケティングが必要不可欠です。社内のデータを活用し、それを施
策に活かしていくためには、ツールを導入したり分析技術を習得するだけでは不十分で、ビジネスを理解し適切なデータ分析・施策立案が行える人材の育成が重要になります。本講演では事業会社においてデータマーケティングを進めていくうえでのポイントを事例を交えながらお話しします。

渋谷 直正 氏

東日本旅客鉄道株式会社マーケティング本部 戦略・プラットフォーム部門 データマーケティングユニット担当部長渋谷 直正 氏

2002年に日本航空に入社。JALオウンドサイトのログ解析や顧客情報分析、航空券などのレコメンド施策の立案・企画・実施を担当。2014年、日経情報ストラテジー誌による「データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。2019年にデジタルガレージ転職、同社グループでのデータ活用を統括・推進する執行役員CDO に就任。2021年より現職。Suicaデータなどのマーケティング活用や社内分析人材育成に取り組む。ビジネスアナリティクスや実務に役立つ分析手法に詳しく、データを使ったマーケティングを得意とする。総務省統計局講座や大学での講演・記事掲載など多数。

15:20-15:40

D-7いまからでも遅くない。データとAIの活用に「本気」で取り組むには

AIを職場で活用している企業は日本では32%、米国でも40%弱にすぎません。すなわち、AI活用から価値を生み出すために取り組みを本格化するのに遅すぎるということはありません。本セッションでは、AI活用の取り組みをどう展開すべきか、そして多くの企業が躓きやすいパイロットプロジェクトのフェーズをどう成功させるか、その秘訣をご紹介します。

簑田 高志 氏

Dataiku Japan株式会社データサイエンス インプリメンテーション マネージャー簑田 高志 氏

Dataikuをご購入のお客様に対し、実際に業務に利用する際に実装を支援するカスタマーサクセス領域を担当。Dataiku入社前は外資系ITサービス会社のBusiness Analystとして主に製薬業界を担当。また、インターネットサービス会社のデータアナリスト・データサイエンティストとして業務に長く従事。

15:50-16:10

D-8待ったなしのOMO時代における事業存続を見据えた「顧客の属性x行動履歴データ」のリアルタイム活用とは?

日本企業が世界に誇る「おもてなし」をデジタルの世界でも提供するために、新しい取り組みが必要になってきています。顧客の瞬間を捉えないと、心地よいおもてなしを提供できないOMO時代の到来は、パンデミックによって大きく加速しました。多くの企業で、この時代の顧客体験演出を検証し、デジタル化を急いでいるのが実情です。本セッションでは、蓄積された顧客データを眺めながら一喜一憂するのではなく、そのデータを有効化し活用するテクノロジーをご紹介します。そして、そのデータをリアルタイムで活用する時に直面する課題と解決策に光を当てていきます。OMO時代にも信頼性や関連性の高い顧客体験を演出し、ビジネスを成長させていくために、今から準備していきませんか?

酒井 秀樹 氏

ティーリアム ジャパン株式会社カントリーマネージャー酒井 秀樹 氏

日本総研にてERPビジネスの立ち上げを担当後、SAPジャパンで営業・営業管理職を務め、オムニチュアにてデジタルマーケティングのチャネルビジネス推進に従事。クリックテック・ジャパンの立ち上げに参画した後、CXプラットフォームで知られるサイトコアのカントリーマネージャーを務める。2022年5月より現職。

16:20-16:50

D-9特別講演JFRグループが進めるデータ活用

購買履歴などの顧客データを分析することによって、目には見えなかった新たな情報が得られます。そしてより良い体験を顧客に提供するためには顧客像の深い理解が欠かせません。顧客データ分析によって明らかになった事実をもとにJFRで進めているLTVを高めるための施策と、web3/メタバースなどのテクノロジーを活用しデジタルとリアルを融合させた未来の百貨店・ショッピングセンターの構想についてお話します。

林 直孝 氏

J.フロント リテイリング株式会社執行役員常務 グループデジタル統括部長林 直孝 氏

パルコ入社後、全国の店舗、本部及び、Web事業を行うグループ企業の株式会社パルコ・シティ(現 株式会社パルコデジタルマーケティング)を歴任。 2013年に新設された「WEBコミュニケーション部」にてPARCOのデジタルマーケティング及びオムニチャネル化を推進。2017年より「グループICT戦略室」にて、ショッピングセンターのDX(デジタルトランスフォーメーション)を具現化するため『デジタルSC(ショッピングセンター)プラットフォーム』戦略の推進を担当。2022年月よりパルコ・大丸松坂屋百貨店等の持株会社であるJ.フロント リテイリング株式会社でグループ企業のデジタル戦略の推進を担当。

参加登録(無料)

OVERVIEW開催概要

イベントタイトル
TECH+ データ活用 Week | Day4 | データとビジネス
開催日
2023年5月18日(木)
申込締切
最終申込締切:2023年5月26日(金) 16:00
【ご留意事項】
基調講演(基調対談)・特別講演は、タイムテーブル記載の時間帯のみの配信になりますので、お申込み前にプログラムをご確認ください。その他の講演につきましては、展示ブースエリアにて会期中いつでも聴講が可能です。なお、視聴に必要なログイン情報は、申込後に自動送信される登録完了メールに記載がございます。
※配信画面のログイン可能時間は5月15日(月)9:00~5月26日(金)20:00となります。
開催形式
オンライン配信
参加料
無料(事前登録制)
主催
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
協賛
協賛社一覧▼
協力
株式会社ネクプロ
お問い合わせ先
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
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