TECH+ データ活用 Week | Day1 | ものづくりとサービス

消費者にモノを販売して得られるデータに加え、サプライチェーンや製造現場のエンジニアリングチェーン内の各フェーズなど、ものづくり業界にはデータが豊富に存在しています。デジタル技術によりこれらを収集・活用できるようになりつつある今、サービスへとつながるビジネスモデルの変革に活用できるかが競争優位性を築く鍵と考えられます。Day1では、データをいかに資源として活用すべきか、先進事例とともに考察します。

SPEAKERスピーカー

  • DAY 15.15

    野中 郁次郎 氏

    基調講演一橋大学
    名誉教授
    野中 郁次郎 氏

  • DAY 15.15

    小笠原 浩 氏

    特別講演株式会社安川電機代表取締役会長小笠原 浩 氏

  • DAY 15.15

    原田 典明 氏

    特別講演旭化成株式会社上席執行役員 兼 デジタル共創本部 DX経営推進センター長原田 典明 氏

  • DAY 15.15

    鈴木 隆司 氏

    特別講演山形カシオ株式会社スマートファクトリー推進部会 マスターエンジニア鈴木 隆司 氏

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TIMETABLEタイムテーブル

DAY 1
5.15MONTECH+ データ活用 Week
データ活用の潮流
10:30-11:00

A-1基調講演「ヒューマナイジング・ストラテジー」が日本企業の底力を引き出す

「未来に向かって新しい価値を生む動的主体」としての人間観に基づき、イノベーションを生む組織の「生き方」としてのヒューマナイジング・ストラテジーを「考える前に感じろ」「共通善を問え」「共感し知的コンバットせよ」「自律分散組織とスクラムが機動力の源」「あれもこれもが新たな知を創造する」等のキーワードで紐解き概説します。

野中 郁次郎 氏

一橋大学
名誉教授
野中 郁次郎 氏

1935年東京都生まれ。58年早稲田大学政治経済学部卒業。カリフォルニア大学バークレー校経営大学院にてPh.D.取得。現在、一橋大学名誉教授、日本学士院会員、中小企業大学校総長。2017年カリフォルニア大学バークレー校経営大学院より「生涯功労賞」を受賞。知識創造理論を世界に広めたナレッジマネジメントの権威。
主な著書に『失敗の本質』(共著)、“The Knowledge-Creating Company” (共著、邦訳「知識創造企業」)、”The Wise Company” (共著、邦訳「ワイズカンパニー」)、『直観の経営』(共著、英訳“Management by Eidetic Intuition”)、『野性の経営』(共著)など多数。

11:10-11:50

A-2データ活用者のためのデータマネジメント

近年、データを活用した企業活動が注目されています。そうした企業活動を行うには、データが活用しやすい形で管理されている必要があります。しかし、多くの企業では、データの管理が正しく理解できていない、または適切な活動が行えていない状況です。 そこで本講演では、データ管理の重要な考え方を中心に解説します。

伊藤 洋一 氏

株式会社データ総研エグゼクティブ・シニアコンサルタント伊藤 洋一 氏

2007年にデータ総研へ入社。以降データマネジメントの専門家として基本方針やガイドラインの策定、組織づくり、人材育成、基盤構築、データアーキテクチャやデータモデル設計に携わる。金融、製造、小売、省庁など30以上のプロジェクトを支援。社外活動は情報処理技術者試験委員、研究分野は教授システム学(修士)。

ものづくりとサービス
13:00-13:30

A-3特別講演安川デジタルトランスフォーメーション(YDX)の方向性

2025年ビジョンの実現に向け、2018年より本格的に取り組んでいる安川デジタルトランスフォーメーション(YDX)。デジタル経営の基盤となるDXの推進状況と今後の取組みについて紹介する。

小笠原 浩 氏

株式会社安川電機代表取締役会長小笠原 浩 氏

1979年3月安川電機に入社。2006年6月取締役モーションコントロール事業部副事業部長。2007年3月取締役インバータ事業部長。2013年6月取締役常務執行役員モーションコントロール事業部長。2015年3月代表取締役専務執行役員技術開発本部長。2016年3月代表取締役社長に就任。2022年3月代表取締役会長兼社長。2023年3月から現職。

13:40-14:00

A-4リスキリングで実現する全員参加型の分析が企業のDX化を加速

データ分析やAIを扱える人材は不足していますが、DXを進めていくにはデータ分析は必要不可欠です。データ分析プラットフォームであるアルテリックス導入、学習しリスキルすることで、現場メンバー自らがデジタル人材として全員参加型の分析を達成します。本セミナーではこれをどのように実現するのかご紹介します。

梶谷 明正 氏

京セラみらいエンビジョン株式会社データソリューション部 副部責任者梶谷 明正 氏

2000年京セラコミュニケーションシステム株式会社に入社。2011年にグループ内の事業再編により京セラみらいエンビジョン株式会社に転籍。一貫してグループ内のテレコム事業にてエリア設計、データ分析、業務効率化業務に従事。2017年にBIツール関連事業の立ち上げに携わり、現在に至る。

14:10-14:30

A-5製造DXに向けたスマートファクトリー実現のシナリオ

スマートファクトリー実現のためには、まず設備のIoT化を進め、データ基盤にデータを蓄積し、故障予兆検知などにより設備稼働率の向上を図り、次に作業者のIoT化を進め、作業性と安全性の向上を図る、などの段階的なシナリオを描き、着実に実行することが重要です。本セッションでは事例を交えながら実現可能なシナリオをご説明します。

吉尾 慶太 氏

日鉄ソリューションズ株式会社デジタル製造業センター スマートファクトリーソリューションユニット グループリーダー吉尾 慶太 氏

東北大学 理学部数学科卒業、2009年日鉄ソリューションズに入社。約7年間、日本製鉄(株)様向けの生産管理や安全関連のシステム企画・開発業務に従事。2016年以降は、現部署にてスマートファクトリー事業領域の実行責任者として複数ソリューションの企画・開発・導入・保守を推進。

14:40-15:10

A-6特別講演人材育成とデータ活用による「ものづくり」企業の変革

当社は「人」「データ」「組織風土」をデジタル化の成功要因とし、人材育成を中心にデータ基盤の活用が起こす組織風土の変革に取り組んでいます。また、「デジタル人材4万人」を目標に掲げ、2024年に誰もがデジタルを使いこなせる「ノーマル期」を目指し様々な施策に取り組んでいます。今回は、旭化成がどのようにデジタル化を進めてきたのか、苦労話や変化のきっかけ、そして現在地点から今後の目指すべき姿まで幅広くご紹介します。

原田 典明 氏

旭化成株式会社上席執行役員 兼 デジタル共創本部 DX経営推進センター長原田 典明 氏

1988年4月旭化成工業株式会社(現:旭化成)に入社。入社後は画像処理を使った外観検査システム開発に従事。その後ERPパッケージ導入や工場の生産管理システム開発を担当。2018年にデジタルイノベーションセンターを発足。IoTやAIを使った生産系デジタル革新やデータ分析人材教育を牽引。さらに2021年に全社組織としてのデジタル共創本部発足と同時に、営業・マーケティング部門のデジタル化推進の役割も担う。2022年から全社のデジタル人材育成や新規事業創出を推進するDX経営推進センターを発足。

15:20-15:40

A-7顧客ロイヤルティ最大化のためのDX~顧客問い合わせの利活用~

社内外の情報は、手段やシステムの違いにより属人化し、共有化しにくい状況です。今回は、アフターサービス向上・製品品質向上のため、社内外の情報連携をシステム化することで、コミュニケーションコスト削減、顧客の生の声である問い合わせ内容を蓄積・活用し、効率的な対応や問い合わせ内容の利活用方法をご紹介します。

原川 周平 氏

株式会社JSOL法人ビジネスイノベーション事業本部 営業統括部 ServiceNow Solution Leader原川 周平 氏

製造業界におけるMarketing&Sales specialist及びServiceNow evangelistとして顧客の業務プロセスの高度化・自動化を推進。幅広い業界/業務ノウハウとServiceNowを組み合わせた独自テンプレートである、J's X(ジェイズクロス)の企画・開発に携わる。

16:20-16:50

A-9特別講演超実践!価値創造型のスマート工場その体制作りから課題解決まで

カシオ計算機は顧客への提供価値最大化の実現に向け、バリューチェーン全体での最適化に取り組んでいます。本講演では、スマートファクトリー推進責任者の視点から、体制作りや意識改革、人材育成、AI技術の導入意義など、現場社員と一体となって取り組むための運営上の課題と解決策を具体的にご説明します。

鈴木 隆司 氏

山形カシオ株式会社スマートファクトリー推進部会 マスターエンジニア鈴木 隆司 氏

1986年山形カシオ入社。2009年ダイバー向け水中通話機ロゴシーズを企画開発,製造,販売し事業化を達成。2016年カシオ計算機の生産改革へ参画しQCD強化に尽力。2021年~2022年スマート工場推進責任者として全生産拠点のスマート化を推進。2011年より山形大学工学部の非常勤講師。2014年グッドデザイン賞受賞。特許出願43件。

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OVERVIEW開催概要

イベントタイトル
TECH+ データ活用 Week | Day1 | ものづくりとサービス
開催日
2023年5月15日(月)
申込締切
最終申込締切:2023年5月26日(金) 16:00
【ご留意事項】
基調講演(基調対談)・特別講演は、タイムテーブル記載の時間帯のみの配信になりますので、お申込み前にプログラムをご確認ください。その他の講演につきましては、展示ブースエリアにて会期中いつでも聴講が可能です。なお、視聴に必要なログイン情報は、申込後に自動送信される登録完了メールに記載がございます。
※配信画面のログイン可能時間は5月15日(月)9:00~5月26日(金)20:00となります。
開催形式
オンライン配信
参加料
無料(事前登録制)
主催
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
協賛
協賛社一覧▼
協力
株式会社ネクプロ
お問い合わせ先
株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局
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