スマホの割引規制でiPhone・ Androidはどうなる？改正後の内容をわかりやすく解説！

総務省は2024年12月26日、スマホの割引規制に関するガイドラインを改正し実施しました。

昨年の改正では割引上限が最大4.4万円に定められましたが「2024年度のスマホ割引規制で何が変わるの？」「なぜ割引規制されるの？」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では総務省の 「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」改正案をもとに、2024年12月26日に改正されるスマホ割引規制の内容をわかりやすく解説していきます。

先に結論から申し上げると、スマホの割引規制による大きな影響は出ておらず、2025年4月現在も実質1円スマホが販売されています！

ただし総務省は年々スマホの割引条件を悪化させてユーザーの自己負担額を上げているので、さらなる改悪の前に購入しましょう。

なお、当記事時ではスマホ割引規制が強化される前に買うべき実質1円iPhone・Androidもご紹介しています。

スマホが安いうちに購入したい方は、ぜひ参考にしてください。

スマホの割引規制実施で実質1円スマホは消滅した！？

2024年12月26日、「電気通信事業法第27条の3等の運用に関するガイドライン」改正案をもとに、端末の割引価格の規制が実施されました。

当初では実質1円スマホが消滅するのでは？といった声が多く見受けられました。

結論、各キャリアでは依然として実質1円スマホが販売されています。

規制実施後の2025年4月14日時点でも、ワイモバイルではiPhone16eが乗り換え＋2年返却で実質24円で販売中です。

他にも割引規制実施前と同じ価格で販売されている端末もあるため、大きな影響は出ていません。

しかし、総務省は年々スマホの割引条件を悪化させてユーザーの自己負担額を上げているので、さらなる改悪の前に今購入しましょう。

スマホの割引規制をわかりやすく解説！実質1円iPhone・ Androidが消える？

冒頭でもお伝えした通り、毎月1〜2円の支払いだけで利用できる実質1円iPhone・ Androidは、2024年12月26日の法改正以降、姿を消す可能性が高いです。

以下では実質1円iPhone・Androidが姿を消す要因を、3つの項目に分けてわかりやすく解説していきます。

購入プログラム利用時の免除額に規制が入る

スマホの割引規制によって購入プログラム利用時の免除額が規制され、実質1円以上の支払いが必要になる可能性があります。

「購入プログラム利用時の免除額」とは、一定期間後に機種を返すことで支払いが不要になる金額のことを指します。

たとえば、15万円の端末Aが他社から乗り換えで44,000円割引＋2年返却時に105,976円の支払いが免除されていると仮定します。この場合、2年間の実質負担額は24円です。

しかし法改正によって「端末Aの2年返却時の免除額は60,000円」と規制された場合、他社から乗り換え＆2年返却でも実質64,000円です。2年間で63,976円、毎月約2,600円の負担増となります。

上記は一例ですが、2024年12月26日の法改正で実質1円のiPhone・Androidが同じ状況になる可能性が高いのです。

ただし、規制がさらに強化される前の今なら実質1円で購入可能です。10万円以上の高額機種を実質1円で手に入れたい方は、安く買える今のうちに購入してくださいね。

ミリ波対応機種の割引が4.4万→5.5万に増額

スマホの割引規制では、ミリ波対応機種の値引きを4.4万円→5.5万円に緩和するとの噂もあります。

なお、日本国内から入手できるミリ波対応機種は以下の通りです。

上記の通り、そもそもの対応機種が少ないのです。人気のiPhoneは対象外ですし、Galaxy S24 Ultra（約19万円〜）やXperia1 Ⅵ（約18万円〜）といった高額機種ばかり。

割引上限が緩和されるという点は魅力的ですが、対象機種が非常に少ないということから、割引条件の緩和よりも「購入プログラムでの免除額を減額する（2年返却時の負担を上げる）」という動きに着目するべきでしょう。

最終調達日から36ヶ月以上で割引規制対象外に

最終調達日から36ヶ月以上で割引規制の対象外となり、型落ちモデルの値引き額が緩和される見込みです。

ちなみにこの規制は「不良在庫端末特例」と呼ばれ、これまでは製造中止されているか否かで割引上限が定められていました。

2024年12月26日に「不良在庫端末特例」の割引上限を緩和されれば、具体的には最終調達日から12ヶ月で半額、24ヶ月で8割、36ヶ月以上で割引規制対象外とみなされます。

これにより型落ちモデルの一括価格が安くなる可能性があるのですが、「不良在庫端末特例」と購入プログラムは併用することができない点がポイントです。

1〜2年で機種を買い替える方は恩恵がないので、毎月1〜2円の支払いでiPhone・Androidを利用したい方はスマホの割引規制が強化される前に購入することをおすすめします！

【結論】スマホの割引規制が強化される前にiPhone・ Androidを買うべき

スマホ割引規制の内容をわかりやすくまとめましたので、ご覧ください。

購入プログラムが消えるわけではないので、今後も購入プログラムを利用して定価よりも安い価格でiPhone・ Androidを利用することはできます。

規制実施後も実質1円スマホは販売されていますが、総務省は年々スマホの割引条件を悪化させてユーザーの自己負担額を上げているので、さらなる改悪が実施される可能性もあります。

つまり、価格がネックで機種変更を先延ばしにしている方は今が機種買い替えのベストタイミング。

今狙うべきiPhone・スマホは次項でまとめて紹介していますので、ぜひ参考にしてください！

スマホの割引規制が強化される前に狙うべきiPhone・スマホ

続いて、スマホの割引規制が入る前に狙うべきiPhone・スマホを一挙にご紹介します！

特に今お得に入手できる機種をピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

機種名	おすすめ購入先・価格
iPhone16e	・ワイモバイルオンラインストア 乗り換え：24円 機種変更：44,016円 ※2年返却の場合 ・楽天モバイル 乗り換え：104,800円+最大20,000ポイント還元 ⇨実質64,800円 機種変更：104,800円
iPhone14	・楽天モバイル 乗り換え：60,408円+最大16,000円相当還元 実質44,408円 機種変更：60,408円 ※2年返却の場合
Google Pixel 9	・ソフトバンクオンラインショップ 乗り換え：実質24,960円 機種変更：実質24,960円 ・auオンラインショップ 乗り換え：実質44,000円 機種変更：実質60,500円 ※2年返却の場合
Google Pixel 8a	・ワイモバイルオンラインストア 乗り換え：実質2,400円 機種変更：実質24,000円 ・UQモバイルオンラインショップ 乗り換え：実質5,300円 機種変更：実質27,300円 ※2年返却の場合
Galaxy S24 Ultra	・auオンラインショップ 乗り換え：実質55,800円 機種変更：実質61,300円 ※2年返却の場合 ・ドコモオンラインショップ 乗り換え：実質89,100円 機種変更：実質58,300円 ※2年返却の場合
Xiaomi 14T Pro ※au・ドコモ取扱なし	・ソフトバンクオンラインショップ 乗り換え：実質6,840円 機種変更：実質6,840円

Google Pixel 8a｜ワイモバイル・ソフトバンクで2年返却なら実質2,400円

項目	Google Pixel 8a
機種代金	・ワイモバイルオンラインストア 乗り換え：実質2,400円 機種変更：実質24,000円 ・UQモバイルオンラインショップ 乗り換え：実質5,300円 機種変更：実質27,300円 ※2年返却の場合
CPU（動作性能）	Google Tensor G3 ◯軽めの3Dゲームなら遊べる
メモリ/ストレージ	8GB/128GB
ディスプレイ	6.1インチ 有機EL 2,400×1,080ピクセル
アウトカメラ	広角：6,400万画素 超広角：1,300万画素 最大2倍の光学ズーム/ 超解像ズーム最大8倍
インカメラ	1,300万画素
バッテリー容量	4,492mAh
防水/防塵	対応
おサイフケータイ	対応

Google Pixel 8aはCPUに最新チップ「Google Tensor G3」を搭載し、軽めのオンラインゲームも遊べるスマホです。

カメラには6,400万画素のメインカメラとGoogle AIを兼ね備え、ベストショットを手軽に撮影できますよ。

なお2025年4月現在、ワイモバイルでは、2年返却の乗り換えで実質2,400円、ソフトバンクへ乗り換え・新規契約・機種変更で実質2,400円の投げ売りキャンペーン中！

キャンペーンを活用すればよりお得にPixel 8aを入手できるため、Pixel 8aを狙っている人は割引規制が強化される前に購入しましょう。

Galaxy S24 Ultra｜auで2年返却なら実質55,800円・ドコモで実質89,100円

項目	Galaxy S24Ultra
機種代金	・auオンラインショップ 乗り換え：実質55,800円 機種変更：実質61,300円 ※2年返却の場合 ・ドコモオンラインショップ 乗り換え：実質89,100円 機種変更：実質58,300円 ※2年返却の場合
CPU（動作性能）	Snapdragon 8 Gen3 ◎重めの3Dゲームもサクサク快適
メモリ/ストレージ	12GB/256GB・512GB・1TB
ディスプレイ	6.8インチ 有機EL 3,120×1,440ピクセル
アウトカメラ	広角：2億画素 超広角：1,200万画素 望遠：1,000万画素 光学望遠：5,000万画素 ISOCELL Zoom Anyplaceを搭載
インカメラ	約1,200万画素
バッテリー容量	5,000mAh
防水/防塵	対応
おサイフケータイ	対応

Galaxy S24 Ultraは「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載し、旧モデルのS23に比べて処理能力が大幅に向上しています。

発熱対策も強化されているため、原神などの高負荷なゲームも快適にプレイすることができるでしょう。

ソフトウェア面では、AIカメラや多言語翻訳機能などさまざまな面で進化！特にAIカメラは注目されており、夜景や逆光などの難しいシーンや動き回る被写体もきれいに撮影できますよ。

なおauオンラインショップでは他社から乗り換え・機種変更（マネ活プラン加入＋の場合）で44,000円割引が適用されます。機種変更でも実質61,300円と格安。

一方ドコモは割引系キャンペーンを実施していないため、乗り換え＆2年返却でも実質89,100円と割高です。

Galaxyのハイエンドスマホを狙う方はauオンランショップをチェックしてくださいね。

Xiaomi 14T Pro｜ソフトバンクで2年返却なら実質6,840円

項目	Xiaomi 14T Pro
機種代金	・ソフトバンクオンラインショップ 乗り換え：実質6,840円 機種変更：実質6,840円
CPU（動作性能）	MediaTek Dimensity 9300+
メモリ/ストレージ	12GB/256GB
重量	約196g
ディスプレイ	約6.7インチOLEDディスプレイ 2712×1220ピクセル
アウトカメラ	広角:約5,000万画素 超広角:約1,200万画素 望遠:約5,000万画素
インカメラ	約3,200万画素
バッテリー容量	5,000mAh
防水・防塵	対応
おサイフケータイ	対応

ソフトバンクは2024年11月29日にXiaomi 14T Proを発売し、2年返却で実質6,840円と投げ売りされています。

乗り換えだけでなく新規契約、機種変更でも実質6,840円なので、誰が買ってもお得な状況です。

スマホの割引規制に関するよくある質問

最後に、スマホの割引規制に関するよくある質問をご紹介します。

まとめ｜スマホの割引規制で実質1円iPhone・スマホが消える！買うなら今が最後のチャンス！

本記事では、2024年12月26日に改正されるスマホ割引規制の内容をわかりやすく解説しました。

結論、スマホの割引規制による大きな影響は出ておらず、実質1円スマホが販売されています！

しかし、総務省は年々スマホの割引条件を悪化させてユーザーの自己負担額を上げているので、さらなる改悪の前に今購入しましょう。

買うなら割引規制がさらに強化される前の今がチャンスです。

特にiPhoneなどの人気機種は在庫切れとなる可能性が高いので、新しい機種をお得な価格のまま手に入れたい方は、迷うより先に下のリンクから購入を申し込んでくださいね。