銀座のクラブに勤務する筆者が「銀座に出没するちょっと残念なおじさん」をご紹介します。記念すべき第1回は「やりたい髪型に毛量が追いついていないおじさん」です。
頑なに10年前と同じ髪型にしようと試みるおじさんたち
銀座のクラブに通うおじさんの年齢層は50代から60代がメイン。人によっては毛髪のボリュームが少しずつ落ちてくる年代です。「10年前はできていた髪型がいつの間にかできなくなっている」なんていうのは、よくあること。自覚があって、年齢に相応しい髪型にチェンジしているおじさんは素敵です。
ところがどっこい。どんなに毛量が減っても頑なに10年前と同じ髪型にしようと試みるおじさんが少なくありません。
根元をふんわりと立ち上げ、エアリーに仕上げたヘアスタイルを「ホストみたいかな(笑)」と、はにかんでいるそこのあなた。どう見てもホストではありません。
ただ、加齢に抗うことは素晴らしいことです。「もういい年だから」とお洒落をあきらめてしまう必要はありません。とはいえ、過度な若作りはNGです。かえって"おじさんっぽさ"が際立ってしまいます。
いっそのこと、薄毛を薄毛として活かしたスタイリングをしている男性、イメージ的には俳優のジェイソン・ステイサム、ブルース・ウィルスなどが咄嗟に思い浮かぶのですが、ああいうフェロモン全開なおじさまの方がカッコよかったりします。
まずは美容師さんに相談しましょう
頑なに10年前のエアリーなスタイリングを目指しているおじさんは、まず、美容師さんに相談しましょう。年齢に相応しい髪型をアドバイスしてもらえるはずです。
このときに、BTS(韓国のアイドルグループ)の写真などは持って行かないように。おそらく写真の通りには仕上がりません。