ベンチャーサポート不動産は3月27日、「既婚者の持ち家購入」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2024年11月28日〜12月5日、持ち家を持っていないかつ世帯年収600万以上、結婚して5年以内の男女1,007人を対象に行われた。
まず、将来に持ち家の購入についての質問では、検討している人が61.2%、検討していない人が38.8%となった。
検討していない理由としては、「賃貸の方が収入やライフスタイルの変化に柔軟に対応できる」が31.0%で最多となり、次いで「長期にわたる住宅ローンの返済への懸念」が18.7%、「転勤の可能性」が18.4%で続いた。
持ち家の購入を検討している理由としては、「安定的な生活環境の構築」が30.2%で最多となり、以下には「将来的な資産形成に繋がる」が25.0%、「自分の好みの内装や間取りにできる」が16.6%で続いた。
持ち家の購入を検討するエリアで重視する点を聞いてみると、「交通の便が良い」が63.3%、「子育てしやすい環境(学校や公園など)」が49.2%、「商業施設や娯楽施設が多い」が25.2%となった。
購入の検討においては、物件は「新築一戸建て」(48.2%)、エリアは「政令指定都市」(30.7%)の回答がそれぞれ最も多かったほか、価格は半数が「6,000万円未満」と回答していることも分かった。