日々多くの高級時計が取引されるヤフーオークション。この度2015年から2025年までの11年間における各年1月に注目し、高級腕時計の取引数と平均落札額の推移を調査した。
なお、データは国内インターネットオークションの売買データを分析する「オークファン」が提供する、オークファンプロPlusを使用して抽出している。
調査の結果から、ここではブルガリ腕時計の代表作である「ブルガリ・ブルガリ」に注目してみた。「ブルガリ・ブルガリ」は2023年1月に取引件数が228件と、急激にピークを迎えている。それまで150件前後で推移していた取引件数がこの年に大幅に増加したことで、平均落札額も下落。6万3,263円と過去最低を記録している。
その後最新の2025年1月のデータを比較してみると、取引数が例年並みの129件に落ち着いたものの、平均落札額は2年前の倍近くである10万7,036円まで上昇。11年間の過去最高額を記録した。