【2024年最新】東京都のおすすめ大規模修繕工事会社10選！選び方や工事の流れも

東京都で新築マンションに住みはじめてから十数年たち、大規模修繕工事のタイミングが迫ってきたものの、どの会社に依頼したらよいかわからず困っていませんか。組合に経験者がおらず、ノウハウがゼロで適当に選定してしまうと、住民から預かっている修繕積立金を無駄に消費してしまうかもしれません。

そこで本記事では、東京都でおすすめの大規模修繕工事会社や選び方、工事の流れを解説します。修繕の品質はマンションの資産価値に大きく関わり、予算オーバーしてしまうと住民に負担をかけてしまいます。誰もが納得できる大規模修繕工事をおこなうために、ぜひ参考にしてください。

東京都の大規模修繕工事会社のおすすめ10選を一覧比較

※2023年2月調査

東京都で評判の良い大規模修繕工事会社のおすすめ10選

ここからは上記で紹介した10社について、具体的な特徴や依頼するおすすめのケースを紹介していきます。

新東亜工業

※画像引用元：新東亜工業公式サイト

新東亜工業は、大規模修繕工事後のトラブルに長期で備えられる会社です。10年間の保証がついており、経年劣化以外のトラブルがあればすぐに対応してくれるため、次の大規模修繕工事まで安心して過ごせるでしょう。

施工はすべて自社でおこなっており、余計な中間マージンは発生しません。他社と相見積もりを取っても無理に契約を進められることはなく、予算内におさめやすいのもメリットです。

実際の工事内容は、管理組合やオーナーのニーズをくみ取ったうえでのオーダーメイドなので、住民から上がっている要望を最大限に反映できるでしょう。

新東亜工業はこんなケースにおすすめ

新東亜工業
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ベストウイングテクノ

※画像引用元：ベストウイングテクノ公式サイト

ベストウイングテクノは、2023年時点で設立から60年以上も大規模修繕工事をおこなってきた会社です。マンションはメンテナンスしていれば100年以上維持できる可能性があるため、安定した経営を続けている会社であれば次回も相談できます。

ベストウィングテクノでは無料相談の段階で建物劣化診断もおこなっていますが、劣化具合を把握できていれば、どこまで修繕するのかを適格に判断してもらえるでしょう。

これまで施工した1万件超の実績からノウハウが蓄積されているのも特徴。質の高い工事で耐久性が期待でき、機能性を高める提案も望めます。

ベストウイングテクノはこんなケースにおすすめ

ベストウイングテクノ
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カシワバラ・コーポレーション

※画像引用元：カシワバラ・コーポレーション公式サイト

カシワバラ・コーポレーションは、大規模修繕工事の際に性能のグレードアップも目指しており、オリジナルの屋上防水を施工すれば30年保証してくれます。屋上は目が届きにくい場所ですが、長期保証により雨漏りのリスクを長期的に下げられ、メンテナンスのコスト削減にもつながります。

工事中は専用のWebサイト「SAPOTOCiO」が用意され、いつでも最新の工事の進捗状況を確認可能です。部屋ごとにベランダで洗濯物が干せないタイミングもわかるなど、サポートが行き届いています。

またカシワバラ・コーポレーションは、足場の設計で難易度が上がるタワーマンションの大規模修繕工事にも対応しており、複雑な構造であっても昇降式のゴンドラを利用して対応可能です。

カシワバラ・コーポレーションはこんなケースにおすすめ

カシワバラ・コーポレーション
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日装

※画像引用元：日装公式サイト

日装は塗装工事業として始まりましたが、1978年から改修工事業にも携わり40年以上が経過しています。会社として50年や100年継続することを目指しており、長く付き合っていけるでしょう。

社員全員が介助ともてなしに関わる資格「サービス介助士」を取得し、住みやすさにこだわった提案をしてくれます。バリアフリーに関する知識もあるため、高齢者になっても今のマンションで快適に過ごしたい場合は相談してみてください。

大規模修繕工事の完了までに、各工程で住民へのアンケートもおこなっています。住民の声を漏れなく反映しているのでトラブルリスクも減らせるでしょう。

日装はこんなケースにおすすめ

日装
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アール・エヌ・ゴトー

※画像引用元：アール・エヌ・ゴトー公式サイト

アール・エヌ・ゴトーに大規模修繕工事を依頼すると、アフターサービスとして1年後と保証年ごとに建物の点検をしてくれます。別途メンテナンスを依頼する手間が省け、問題点にも早期に気づけるでしょう。

自社努力として品質管理にこだわりがあり、社員はOJTで常に技術のレベルを上げ、新規の設備や工法を積極的に取り入れています。実際の施工では下請けを利用していますが、一次のみで10年以上共に仕事をしてきた実績があるため、品質にバラツキは起きにくいでしょう。

新規の設備や工法の取り入れは、マンションのグレードアップでも役立ちます。現代のライフスタイルに合った提案となり、住民の希望を満たせます。

アール・エヌ・ゴトーはこんなケースにおすすめ

アール・エヌ・ゴトー
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建装工業

※画像引用元：建装工業公式サイト

建装工業は江戸時代からのルーツをもち、現在の会社になってから120年以上経っています。これから何十年も大規模修繕工事のパートナーとして付き合っていくなら、安心して任せられるでしょう。

提案してもらえる修繕計画は長期的な視点があり、各所の寿命や住民の年齢を考慮してくれます。その時々で必要な場所だけ修繕してもらえるため、無駄なコストはかかりません。

実際の施工では丁寧な仕事で住民にも気を配り、満足度の高い会社として評価されています。現場の作業だけで数ヵ月はかかるため、現場作業員の指導が行き届いている企業なのでより安心です。

建装工業はこんなケースにおすすめ

建装工業
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セラフ榎本

※画像引用元：セラフ榎本公式サイト

セラフ榎本は、これまで大規模修繕工事に4万戸以上携わってきた会社です。蓄積されたノウハウによってスムーズに工事を進めてくれるので、予定通りに完了してもらえるでしょう。

専有部分専門もスタッフも在籍しており、大規模修繕工事を進めながら住民からの個別の修繕依頼にも対応してもらえます。正式に依頼するときは、あらかじめ専有部分の修繕希望者がいないか聞いておくとよいでしょう。

工事前の外壁調査では、ドローンを飛ばしてAIで画像解析もおこなっています。人の目だけで確認するより精度が上がるため、修繕箇所の見落としなどの不安もありません。

セラフ榎本はこんなケースにおすすめ

セラフ榎本
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ヤシマ工業

※画像引用元：ヤシマ工業公式サイト

ヤシマ工業は、マンション修繕だけでも40年以上携わり、塗装に関しては200年以上の歴史を持つ会社です。大規模修繕工事は首都圏だけで4,000棟を超える実績を誇り、マンションのプロフェッショナルが的確に施工してくれます。

蓄積されたノウハウを用いて、アスベストが使われているマンションにも対応可能です。古いマンションを現代に合った安全な形にしたい場合は相談してみてください。

またヤシマ工業は、首都圏で2,000棟以上の建物調査診断の実績もあります。マンションの現状を正確に把握でき、修繕に止まらずリニューアルするべきかも決められるでしょう。

ヤシマ工業はこんなケースにおすすめ

ヤシマ工業
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ティーエヌケー

※画像引用元：ティーエヌケー公式サイト

ティーエヌケーでは、丁寧な外壁調査により現状を把握したうえで的確に修繕してくれます。外壁洗浄だけの依頼も可能なので、汚れだけ落としたいときは無料の見積もりがおすすめです。

工事中の入居者の生活を守るため、迷惑にならないように細心の注意を払い安全管理も徹底しています。施工後の点検では不満点も相談でき、誰しもが満足できる大規模修繕工事となるでしょう。

また施工管理の資格を保有する専門技術を熟知したスタッフも揃っているので、総合的なサポートが受けられます。わからないことは気軽に相談して不安を解消しましょう。

ティーエヌケーはこんなケースにおすすめ

ティーエヌケー
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マリオン株式会社

※画像引用元：マリオン株式会社公式サイト

マリオン株式会社は自社で足場の設備を確保するなどして、大規模修繕工事のコストカットを徹底している工事会社です。資材のレンタルや運搬費用をカットできるため、予算内におさめやすくなります。

支払い方法にも柔軟に対応してくれ、手数料無料の分割払いが可能です。積立金が十分でなく、想定よりも早く大規模修繕工事が必要になった場合も、住民への負担を軽減して依頼できるでしょう。

また外装の塗装ではカラーバリエーションに制限がありません。無制限でシミュレーションできるので、現代に合った配色を検討してみましょう。

マリオン株式会社はこんなケースにおすすめ

マリオン株式会社
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東京都での大規模修繕工事会社の選び方

おすすめを10社紹介してきましたが、依頼先はなにを基準に絞り込めばよいのでしょうか。3つの基準とそれぞれに適した会社の強みを解説するので、詳しく見ていきましょう。

大規模修繕工事の実績・技術力で選ぶ

大規模修繕工事は施工範囲が多岐にわたるため、実際に作業する際はさまざまな専門技術が必要です。実績が乏しくノウハウが蓄積されていなければスムーズに工事は進まず、技術不足のところでは早々に不具合が出るかもしれません。

マンションを建築した会社へ依頼するのもよいのですが、他社でも工事は可能です。むしろ客観的にマンションを見るため、不具合を隠ぺいされる心配もないでしょう。確かな技術で問題点を解決してもらいましょう。

実績・技術力重視の人におすすめの業者3選

会社の安定性で選ぶ

大規模修繕工事は、計画から完了までに1年以上かかることも珍しくありません。工事後のサポートも受けるため、倒産してしまっては困ります。経営が安定している会社であれば、長く付き合えて次回の大規模修繕工事を依頼することも可能です。

会社によっては、倒産しても保証を続けられるよう保険に入っているところもありますが、倒産後は担当者とコンタクトを取れなくなります。工事期間中もしっかりとフォローを受けられるように、倒産リスクの低い安定した業者を選ぶのが賢明でしょう。

会社の安定性重視の人におすすめの業者3選

大規模修繕工事のサポートで選ぶ

大規模修繕工事は完了したらそれで終わりではありません。快適に住み続けられるかはメンテナンスなどのサポートの有無が重要です。できるだけ長期のサポートが付いていれば、次回の工事までに問題が起きても早期に解決できるでしょう。

また工事中にサポートがあれば住民の不安も軽減されます。住民の要望を事前に調査し、接客の知識もある作業員が対応してくれれば、数ヵ月にわたる工事でもストレスは溜まりにくいでしょう。

サポート重視の人におすすめの業者3選

東京都のマンションで大規模修繕工事を始める流れ

厳選した大規模修繕工事会社に相談して、工事後の引き渡しが終わるまでの流れは次の4ステップです。

厳選した会社に大規模修繕工事の相談

大規模修繕工事を依頼する会社を厳選できたら、気になるところに相談しましょう。現地調査や見積りまでは、基本的に無料で対応してくれます。

聞きたいことが決まっている場合は、各社の公式ホームページの問い合わせフォームで、気になることがいくつもあり、すぐに答えを知りたい場合は電話で問い合わせましょう。会社によっては、フリーダイヤルで24時間受け付けているところもあります。

大規模修繕工事の契約

正式な契約は、見積りで提案された工事内容やスケジュール、かかる費用などについて総会で決議を取ってからおこなってください。一部の人が独断で契約を結んでしまうとトラブルの元になります。

もしわからないことがあれば事前に質問し、解決してから契約するようにしましょう。サイン後に変更や不備などが発生した場合は、追加費用が発生する可能性もあるので注意が必要です。

説明会の開催後に工事を開始

契約が完了すると、次はマンション住民全員に向けて説明会を開催する必要があります。説明会の準備は大規模修繕工事会社の担当も手伝ってくれるので、相談しながら進めるとよいでしょう。また日常生活に支障がでないように、住民の要望もとりまとめて工事に反映してもらうことも大切です。

工事中は修繕委員会を発足し、契約内容に沿って作業がおこなわれているか監視します。スケジュールの遅延があれば、早めに指摘して修正を促すことが先決です。

不具合がないかを確認して引き渡し

工事の完了前に、不具合がないか竣工検査がおこなわれます。依頼した大規模修繕工事会社に任せきりにせず、修繕委員会などでも確認しましょう。不具合があれば即修正してもらい、あらためて確認してから引き渡しの書類にサインします。

渡された書類は大切に保管し、これまでの工程も詳細に記録しておくと次の大規模修繕工事に活かせます。今回と同じ人が仕切るとは限らないため、誰にでもわかる形にしておきましょう。

東京都での大規模修繕工事に関するよくある質問

最後に、東京都で大規模修繕工事を検討するときによくある3つの質問を解説していきます。

初めての大規模修繕工事であれば、マンションの組合にノウハウがないため不安は募るでしょう。まずは情報を集めて検討するための足がかりにしてください。

大規模修繕工事の相場はいくら？

大規模修繕工事の相場は1戸当たり100万円程度で、マンションの規模によっては1億円以上かかるケースもあります。マンションの傷みがひどく、修繕箇所が多かったり質の高い塗装をしたりすると、さらに費用は高額になっていきます。

実際にいくらになるかはマンションの状態や業者によっても異なるため、目星の依頼先があってもまずは複数社で見積もりを取りましょう。比較することで最新の相場がわかり、価格交渉の根拠としても使えます。

予算が不足するときの対処法は？

大規模修繕工事の費用は、ある程度予測して修繕積立金が集められています。しかし想定以上の修繕が必要になったり、物価の高騰などで予算不足が起きたりすることもありえます。

価格交渉にも限度があるため、資金不足の場合は次の3つの対処法を検討しましょう。

• 住民から徴収
• 金融機関で借入
• 大規模修繕工事の延期

いずれの場合も住民の合意が必要です。延期し過ぎると損傷が進み、余計に費用がかかる可能性があります。マンションの資産価値を落とさないためにも、早めに対処法を決めて修繕を進めましょう。

大規模修繕工事の公益的な相談先は？

大規模修繕工事会社へ相談すると、会社側に都合のよい説明をされる可能性も捨て切れません。中立的な立場でアドバイスをもらうためには、次の公益的な機関で相談してみてください。

まとめ

マンションに住み続ける限り、大規模修繕工事は避けて通れない道です。定期的におこなわないと劣化が進み、不動産としての資産価値が落ちてしまいます。

相談や見積りは何社にしても無料なので、気になることはすべて質問しましょう。契約を結んでからの変更は難しく、適当に大規模修繕工事をされてしまうと改修に余計な費用がかかってしまいます。

本記事で紹介したと東京都でおすすめの会社や選び方、工事の流れを参考に、まずは組合で依頼先を絞り込みましょう。

※「マイナビニュース不動産査定」は以下に記載されたリンク先からの情報をもとに、制作・編集しております。
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/
・https://www.rosenka.nta.go.jp/
・https://www.retpc.jp/chosa/reins/
・https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
・https://www.zentaku.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/02/2021-fudousan-anke-to.pdf

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