リースバック7社を比較紹介|6つの選ぶコツとメリット・デメリットも解説

不動産売却

リースバックを利用したくてもどの業者に依頼すればよいのかわからないと悩んでいませんか?

数あるリースバック業者をひとつひとつ検討するのはとても手間がかかる作業です。また、選ぶための基準を知っていなければ、各業者が提供しているサービス全てが魅力的に見え、さらに比較しづらくなる事でしょう。

できれば、よく利用されている業者を一度に比較して、自分に合った良い業者を手間をかけずに選びたいですよね。

この記事では、リースバックのサービスを提供している業者の中から、特におすすめの7社を一挙徹底比較します。自身に合った業者を選ぶための比較ポイントや選定のコツ、気になるリースバックのメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。

記事で取り上げる業者の特徴や上手な選び方をもとに、「自分に合わない業者を選んで失敗した」となることを避けて、満足のいくリースバック業者選びを行いましょう。

リースバック業者の6つの比較ポイント

リースバックとは、自身の居住する家を売却し、その家のオーナーとなった相手へ家賃を支払いながら同じ家に住み続けられる売却方法です。すぐにでもまとまった資金が必要といったケースや、住宅以外のローン返済が滞ってしまったなどの場合に利用されています。

以下の記事では、リースバックの仕組みを含めた基礎知識をさらに詳しく解説しているので、合わせて読むとより役立つでしょう。

リースバックの基本から徹底解説!デメリットも知り賢く利用しよう!
リースバックとは家を売却した後、その家に賃貸物件として住み続けられる仕組みのことです。一度家を売却することで資金繰りも可能となり、ローン返済が困難な状況では大変便利な制度です。本記事ではリースバックについてデメリットを含め詳しく解説します。

必要な現金も手に入るうえ、今ある住環境を変えなくても良い魅力的な方法ですが、リースバックを利用する前に業者を比較検討するポイントを知っておくのはとても大切です。まず初めに、比較する時に確認したい6つのポイントをご紹介しましょう。

ポイント①:査定額

売却後に家賃が発生することを考えると、より高い金額で売却でき、安い家賃で住み続けられると最もベストな結果といえます。しかし現状では、リースバック業者の査定基準に大きな違いはありません。

リースバックは通常の不動産売買と違い、買取後の使い道が決まっています。それで、大手のリースバック業者であれ、中小企業の業者であれ、買い取る側が自由に売買できないという制限を加味して、価格を算出することが多くなっているのです。以下は一般的な買取価格の算出方法です。

買取価格=市場相場価格×50~80%

掛けられる率はそれぞれのリースバック業者によって異なります。大手リースバック業者の場合、損失リスクを回避するため、掛けられるパーセンテージは低くなる傾向にあります。逆に中小企業の業者は、顧客を増やすことを目的に高いパーセンテージで算出してくれるところもあるでしょう。

比較検討する際は、この掛けられる率に注目することで、より高い率を用いて買取額を割り出してくれるかを見極められます。

ポイント②:家賃

リースバック業者は、貸し出しを行う家賃で利益を得ています。業者によっては高い期待利回りを設定し、家賃が高くなることもあるのです。家賃を比較対象とする場合、この期待利回りが低いかどうかに注目して、できるだけ安い家賃設定をしてくれる会社を選ぶと良いでしょう。

ただ、家賃を比較対象とする場合に注意したいのは、安い家賃にこだわりすぎて買取価格が下がってしまうという点です。一般に家賃と買取価格は連動しており、高い家賃であれば買取価格も高くなり、安い家賃であれば買取価格も安くなります。総合的に見て、お得なサービスなのか判断するようにしましょう。

ポイント③:賃貸期間

通常リースバック利用時の賃貸契約は、定期借家契約という方法がとられています。2~3年ほどの期間が設けられ、その期間が満了になれば契約終了となる仕組みです。買い戻しを行いたいと思っている場合には、この定期借家契約がネックになります。借り手側の望みに関係なく、契約更新されずに退去させられる可能性があるためです。

この問題は、普通借家契約を結ぶことで解決できます。普通借家契約は正当な退去理由でない限り、強制的に退去させられることはありません。買い戻しを行う十分な期間、賃料を払って住み続ける事ができるのです。条件に満足のいくリースバック業者をいくつか挙げて比較検討するときには、契約内容をよく確認し、住み続けられる期間に余裕のある普通借家契約を行ってくれるかチェックするようにしましょう。

ポイント④:諸費用

リースバックにかかる諸費用に注目して比較検討することも大切です。一般的に、リースバックには以下の費用がかかる可能性があります。

売買に必要な費用 賃貸にかかる費用
  • 仲介手数料
  • 契約事務手続きの手数料
  • 登記にかかる費用
  • 印紙税
  • 敷金・礼金
  • 保証料
  • 火災保険料

これらの費用のうち、仲介手数料を無料にするといったサービスを行っているリースバック業者もあります。また、契約事務手続きの手数料については、無料としているところもあれば、数十万かかるとしているところも。諸費用でお得さをアピールしている業者はどこなのか比較検討し、出費を抑えられそうなところを選ぶことができます。

ポイント⑤:買い戻し条件

買い戻しまでにどれほどの期間を設けているか、またいくらで買い戻しを行うかといった点は、各業者によって異なります。一般に、買い戻しの価格は売却価格の1.1~1.3倍となる傾向にあり、売却時よりも値上がりすることが多いでしょう。

少しでも売却金額と同程度で買い戻しを行いたい場合は、契約締結前に細かな条件を話し合い、きちんと契約書に取り決めた内容が記載されているか確認することです。話し合いの段階で条件を曖昧にするような業者は要注意です。最も良いパターンは、売却価格と同じ額で買い戻すことに同意してもらい、契約書にもその旨を記載しておくことです。買い戻し時にトラブルになることを避けるためにも、契約前に買い戻し条件を明確にしておきましょう。

ポイント⑥:業者の信頼度

リースバックは比較的最近になって始まった売却方法です。ただ、新規の業者も参入しやすい状態にあり、全ての業者が実績があって信頼性があるとは言い切れません。信頼度の決め手になるのは、販売実績に注目して業者を見極めるようにすることです。より多くの顧客から信頼を得ている会社を選ぶことができるでしょう。

特に売買代金の一部を預け入れるといった場合には、業者の信頼性が重要になります。その業者の倒産によって預け入れ金が回収できないという事態が起こりえるためです。上場企業が提供しているサービスであったり、大手上場企業が管轄する企業が提供しているサービスであったりすれば、倒産によるリスクを回避できるでしょう。

おすすめリースバック業者7社を比較

fudousan4334

ここからは、ぜひおすすめしたい7社のリースバック業者を徹底比較していきます。ご紹介する7社はリースバックのランキング紹介サイトでも広く紹介されているものばかりです。主に以下の項目を比較ポイントにし、各業者について詳しく紹介します。

  • 対応エリア
  • 査定にかかる日数
  • 現金化までの日数
  • 普通借家契約の可否
  • 定期借家契約の期間
  • 事務手数料の金額

ぜひ、自身が利用したい条件に合っている業者なのかを見極める参考にしてください。

セゾンファンデックス「リースバック」

セゾンファデックスが提供するリースバックは、迅速な査定や契約成立を行っているという特徴があります。以下はサービスの詳しい概要です。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
株式会社セゾンファンデックス リースバック 原則全国 最短即日 2週間 3年間 0円

特に付加的サービスや各種手数料の無料化に力を入れており、事務手数料以外に以下の費用も無料になります。

  • 仲介手数料
  • 事務手数料
  • 家屋調査費用
  • 家財の保険料
  • 賃貸契約更新時の手数料

また、大手セキュリティ会社サービスを無料で利用できるという特典もあるので、費用だけでなく付帯サービスも充実している業者を選びたい人におすすめです。

SBIスマイルの「ずっと住まいる」

SBIスマイル株式会社が運営するリースバックずっと住まいるは、住宅ローンを完済していなくても、売却金額で完済できるという条件付きで利用できるリースバック商品を提供しています。残債ありでは利用不可としている業者が多い中、条件付きではあっても利用できるのはありがたいことです。以下の一覧表で、サービスの概要を確認してみましょう。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
SBIスマイル株式会社 ずっと住まいる 市街化調整区域以外の主要都市 最短即日 2週間~1ヶ月前後 可能 3~10年間 0円

買い取り時には、専門家による建物の耐久性診断も行われるので、その後の維持管理も安心して任せられます。家賃が完全固定性だという点も、大きな特徴といえるでしょう。建物の維持や、賃料のランニングコストに振り回されたくないという人に特におすすめのサービスです。

一建設「リースバックプラス」

一建設のリースバックプラスには、賃貸契約の更新ができる「標準プラン」と、賃貸期間を定める「定期プラン」の2つのタイプがあります。

標準プラン
  • 賃貸契約更新ができ、いつまでも住み続けられるプラン
  • 将来自宅を買い戻す際に、設定価格から建物価値の減少分を差し引いて、安く再購入できる
定期プラン
  • 賃貸契約の期間を定めるプラン
  • 最大1年間の賃料が0円になる
  • 売却金の一部を敷金として預けることで賃料を減額できる

また、2つのプランに共通して、以下のサービスも用意しています。

  • 契約3年目以降に一建設の販売する新築戸建てへ住み替え可能
  • 退去後に一建設が物件を売却して得た利益の一部をキャッシュバック
  • 敷金・礼金・更新料不要

以下はサービスの主な概要です。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
一建設株式会社 リースバックプラス 全国 1~3日 最短2週間 可能 最大5年間

「賃料を少しでも安く抑えたい」「リースバックの契約終了後もお得なサービスを利用したい」という人は、ぜひ検討してみましょう。

ミライエ「en満ライフ」

株式会社ミライエが提供しているリースバック商品、en満ライフは特に老後の生活費や介護費用に困っている人を対象にしたサービスです。

定年退職後は生活費だけでなく、ゆくゆく介護費用がかかることを忘れてはなりません。売却で取得した現金は自由に使い道を決められるので、介護施設の入所費用に充てたり、年金では賄いきれない生活費に充てることができます。以下はサービスの主な概要一覧表です。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
株式会社ミライエ en満ライフ 全国 最短即日 1ヶ月以内 可能

リースバック業者によっては、戸建てのみ対象としているという場合もありますが、en満ライフは戸建てだけではなく区分マンションであっても利用できます。老後の経済状況に不安を抱えており、戸建てかマンションかに関係なく利用できるサービスを探している人におすすめです。

インテリックス「あんばい」

株式会社インテリックスの提供するリースバックサービスあんばいは、個人の利用だけでなく、法人であっても利用できるサービス体制を整えています。

法人が所有する店舗物件や、一棟ビルといった大きな物件でもリースバックが可能です。事業を続けるのにまとまった資金が必要なとき、大いに活用できるでしょう。以下の表で、サービスの主な概要を確認しましょう。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
株式会社インテリックス あんばい 全国 最短1週間 1ヶ月程 2年間 0円

あんばいの利用者から特に好評を得ているのが、家賃の安さです。

リースバック契約後に月々の支払いが必要になる家賃を甘く見ることはできません。家賃が高いと、トータル的に損をしてしまうということもありえますが、あんばいの場合、家賃を周辺の物件価格相場をもとに設定してくれるので、コストカットを図ることができます。

家賃のランニングコストをできるだけ抑えたいと考えている人は、ぜひ検討してみることをおすすめします。

ムゲンエステート「らくらくリースバック」

らくらくリースバックは、東証一部上場企業である株式会社ムゲンエステートが提供しているサービスです。豊富な売買実績があることで、個々に合わせたリースバック利用方法をアドバイスしてくれます。主なサービスの概要は以下の通りです。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
株式会社ムゲンエステート らくらくリースバック 首都圏内 1週間前後 1ヶ月程度 3年間

オーダーメイドのリースバックプランを立てられるので、相続税の支払いのために利用したい場合や、リバースモーゲージの利用ができない時の対処法としても活用できます。

ハウスドゥ「ハウス・リースバック」

株式会社ハウスドゥが提供するハウス・リースバックは、柔軟な家賃支払い方法を備えているという特徴があります。

通常家賃の支払いは、契約終了まで毎月支払う形態になっていますが、ハウス・リースバックでは、買い取り金額の一部を家賃の前払いとすることも可能です。家賃支払いの負担を圧縮するのに役立ちます。以下の表から主なサービス概要を見ていきましょう。

会社名 商品名 対応エリア 査定日数 契約までの日数 普通借家契約の可否 定期借家契約期間 事務手数料
株式会社ハウスドゥ ハウス・リースバック 全国 1週間前後 40日前後 可能

また、さまざまなリースバック方法から選べるという特徴もあります。例えば、自宅をリースバックするのではなく、土地や投資用物件をリースバックできたり、自宅をリフォームすることも含めてリースバックできるプランも。老後資金や、ローンの支払いに困っているといった用途以外でもリースバックを検討している人に最適といえるでしょう。

リースバック業者を選ぶときのコツ

fudousan574

自分にぴったりのリースバック業者に出会うためには、比較するポイントだけではなく、上手に選ぶコツを知っている必要があります。そうすると効率よく良い業者を探し出せ、いち早く現金化につなげられるでしょう。

ここからは、以下3つの選び方のコツをご紹介していきます。

  • 新規参入業者に絞る
  • 複数社に見積もり依頼する
  • ライフプラン込みで計画してくれるか見極める

それでは、それぞれのコツを詳しく深掘りしていきましょう。

新規参入のリースバック業者が狙い目

リースバックという不動産売却の方法自体、提供されるようになってそう長くはありません。新規参入している業者は、これまでリースバックを提供してきた企業との差別化を図るため、より利用者にとってお得になるサービスを提供しています。買い取り時に新築を購入できるサービスや、高い買い取り額、安い家賃といった点もその良い例です。

また、最近の傾向として、株式上場している大手不動産会社も新たにリースバック商品を提供し始めています。これまでの不動産売買実績に裏打ちされた、信頼性の高い企業ばかりなので、より安心感のある取引を行えるでしょう。リースバック業者を選ぶ際には、数多くのお得なサービスを受けられる新規参入業者を重点的にチェックすることをおすすめします。

複数社に依頼して相見積もりをとる

リースバックに限らず、不動産売買の基本として1社だけではなく、複数社に依頼して相見積もりをとると、より損のない契約を結ぶことができます。

査定結果を受け取ったら、買い取り価格だけに注目せず、家賃設定はどれほどか・どのような手数料がかかるのかまで確認するようにしましょう。買い取り価格からかかる費用を差し引いてみると、トータル的に見てどのリースバック業者を利用する方がお得なのか見極めることができます。

一緒にライフプランを考えてくれる業者が理想的

リースバック業者によって、どの程度までプランを立ててくれるかには差があります。リースバックをすることで、将来的にどのような益があり、また逆にどのような不利益を被る可能性があるかまで詳しく説明してくれるようであれば、誠実なリースバック業者といえるでしょう。

リースバックを利用したいと考えている人の目的や、人生計画はさまざまです。どのような計画を立てたいと思っているのかじっくり聞いたうえで借家契約の形態や期間を提案してくれる業者であれば、利用する側は非常に心強く感じます。顧客の不安や悩みに寄り添って、リースバックによってひとつひとつ解決できるよう手助けしてくれる業者かどうかを見極めて選ぶようにしましょう。

リースバックの流れ

fudousan213131

ここまでリースバック業者を比較するポイントや、おすすめの業者、選び方のコツまで見てきましたが、実際にリースバックの契約をし、将来買い戻しをするまでにはどのような流れがあるのでしょうか?一連の流れを見てみましょう。

  1. 複数社に見積もりを依頼
  2. 物件を調査して買い取り価格の提示
  3. リースバック契約の締結
  4. 売却金額の受け取りと家賃支払いの開始
  5. 賃貸借契約期間満了後、買い戻し

上記は買い戻しを希望する場合の流れです。複数社に見積もりをとる場合には、一括査定サイトを利用すると、より手軽に査定してもらうことができます。以下の記事では、おすすめの一括査定サイト19社を紹介しているので、ぜひ合わせて参考にしてみましょう。

不動産一括査定サイトランキングおすすめ21選!選び方や利用者の声も紹介!
不動産を売却するなら不動産一括査定サイトが便利です!手間なく複数社へ査定依頼して比較することができます。本記事では不動産一括査定サイトの基礎知識や注意点を取り上げ、おすすめ21サイトや選び方まで徹底解説します。査定サイトを探すなら必見です!

一括査定サイトを利用して見積もりをとれば、自分の希望条件に合う会社をピックアップすることができます。その後、売買契約と賃貸借契約を結びますが、売買を行ったあとには、所有権をリースバック業者へと移転する登記手続きを行わなくてはなりません。抵当権が設定されている場合には、この時点で抹消の手続きも合わせて行うようにしましょう。抵当権抹消を行う前に、以下の記事を読んで手順を把握しておくことをおすすめします。

抵当権抹消手続きをするための基礎知識!手順を踏めば自分でもできる
抵当権抹消手続きは難しそうだと思っていませんか?ローンを完済して金融機関から書類が届いたのに、いつまでも手続きをしないと将来困ってしまうかもしれません。そこでこの記事では、抵当権抹消手続きについて自力や司法書士に依頼する方法を解説します。

契約期間中は家賃を支払いながら生活をしますが、期間満了後は契約時に取り決めた方法で買い戻しが行われます。買い戻し価格は話し合い通りのものかをよく確認し、できる限りトラブルリスクを減らしておきましょう。

初めての方におすすめの一括査定サイトは「すまいステップ」

■すまいステップはこんな人におすすめ
  • 初めてで不安だから実績のあるエース級の担当者に出会いたい
  • 厳選された優良不動産会社のみに査定を依頼したい
  • 悪徳業者が徹底的に排除された査定サイトを使いたい

リースバックのメリットとデメリット

fudousan4417532

まとまった資金が必要になったときに便利なリースバックですが、どのようなメリットとデメリットがあるのかを知っておくと、失敗を回避して上手に利用することができます。

ここからは、リースバックのメリット3つと、デメリットとなりえる2つの点について詳しく見ていきましょう。

メリット

これから紹介する3つのメリットは、リースバックを利用したいと考えている人が特に求めている点といえます。また、どのリースバック業者を選んでも得られるメリットです。

まとまった資金を得られる

リースバックをする大きなメリットは、まとまった資金を得られるということでしょう。例えば、以下の費用を捻出する助けになります。

  • 住宅ローン以外の借金返済
  • 子どもの進学・留学費用
  • 病気の治療費
  • 老後の生活費

これらすべては、まとまった資金を得られなければ解決できない経済的問題です。リースバックを行うと、売却金額をすぐに受け取ることができるため、まとまった資金が必要になったときに大いに役立ちます。

売却しても住み続けられる

売却後も住み続けられると、引っ越し費用がかからないばかりか、住み慣れた家を離れなければならないという精神的ストレスも解消できます。特に近隣に親族が住んでいたり、親しくしている人がいたりするケースでは、売却したことを知られたくないと考える人も多いもの。

売却後も住み続けられるリースバックで、金融機関に頼ることなく必要な資金を取得し、人知れず負債を帳消しにしたいと感じている人には大きなメリットといえます。

固定資産税などを支払う必要がなくなる

リースバックを行うと、その不動産の所有権がリースバック業者へと移転されます。その結果、所有者であった間に毎年かさんでいた固定資産税や、火災保険料などの支払いに追われることはありません。また、リースバック業者によっては、必要になる設備の維持費を負担してくれたり、修理が必要な箇所の修繕費を負担してくれたりするサービスを提供しているところもあります。

家の維持管理費用を節約するという観点からも、リースバックを利用して得られるメリットは大きいと言えるのです。

デメリット

魅力的なリースバックには、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

デメリットとなりえる点を抑えておくと、不利になる点を上手に払拭しているサービスを選ぶことにもつながります。それでは詳しく見ていきましょう。

売却価格が相場価格よりも安くなる

通常の不動産売買を行うときは、買主のニーズを考えて売却金額を算出します。その点、リースバックは買主を探すわけではないため、相場よりも低い金額で買い取られる可能性が高いといえるでしょう。

しかし、買い取り価格が安いからといって、損するばかりではありません。買い取り価格が安ければ、その後支払う必要のある家賃が安くなることも期待できます。総合的に見て、お得かどうかという視点で考えるように心がけましょう。

普通の賃貸物件よりも家賃が高い

リースバックされる物件の借り手は契約者に限られます。そのため、通常の賃貸物件の家賃に比べて家賃設定は高くなりがちです。リースバックを行う際の家賃はどのように決められているのでしょうか?

以下は、よく用いられている家賃の計算式です。

1ヶ月の家賃=売却価格×(6~13%)÷12ヶ月

掛けられるパーセンテージは、各リースバック業者によって異なります。家賃を少しでも安く収めたいときには、このパーセンテージを低く設定してくれる業者を選ぶようにしましょう。

また、契約者のみが借り手となるという状況を逆手にとって、家賃の価格交渉をすることもできます。ランニングコストを抑えるために、リースバックの業者選びや上手な価格交渉で、割高な家賃というデメリットを解消できるでしょう。

以下の記事では、リースバックのメリットや注意点についてさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

リースバックなら任意売却後も自宅に住める?メリットと注意点を解説
任意売却後も家に住み続けるための手段であるリースバックの概要と、利用するメリットとデメリットについて解説します。さらに任意売却との違いについても説明するので、住宅ローンの滞納で悩んでいる人や、将来のローン返済が不安な人は参考にしてください。

まとめ

リースバックを行うときには、複数の業者を比較検討する必要があります。どのような買い取り価格を提示してくるのか、家賃はどれほどになるか、手数料無料のサービスはあるか、賃貸の期間や買い戻しの条件は妥当かといった点を見極めることができるでしょう。

また、これまでの実績から多くの人に良い評価を得ている業者を知っておけば、よりスムーズに自分に合ったリースバック業者を絞り込めます。この記事で紹介した7社の特徴をチェックし、選ぶためのコツやメリットデメリットをぜひ活用しましょう。

リースバックが成功するかどうかは良い計画のもと、複数の業者を比較考慮するかどうかにかかっています。ぜひ各リースバック業者の情報を詳しく調査し、信頼できる資金計画のパートナーを探し出しましょう。

タイトルとURLをコピーしました