セゾンのリースバックの口コミ・評判・レビューは？後悔しないポイントも解説

不動産の売却を検討している人で、セゾンのリースバックを利用するか迷っていませんか？

セゾンのリースバックは、大手ファイナンスクレディセゾンのグループ会社が運営するサービスです。同社では住宅ローンやカードローンなども取り扱っており融資の実績が豊富なので、リースバックのサービスも多くの人に選ばれています。

本記事では、セゾンのリースバックの口コミ・評判を独自調査しました。調査結果からわかった利用するメリット・デメリットや、向いている人など詳しく解説します。

「大事な家を売却するなら信頼できる会社を選びたい」「自分に合っているサービスかわからない」などお悩みの人は、ぜひ参考にしてください。

セゾンのリースバックの口コミ・評判

まずはセゾンのリースバックの口コミや評判を確認してみましょう。実際にセゾンのリースバックを利用した人に対して編集部がアンケートを実施したため、その結果を良い口コミと悪い口コミに分けて紹介します。

※アンケート実施期間：2024/2/25〜29、クラウドワークス調べ

セゾンのリースバックの良い口コミ・評判

セゾンのリースバックの悪い口コミ・評判

セゾンのリースバックのメリット

次に、調査でわかったセゾンのリースバックを利用するメリットを解説します。

リースバックにかかる手数料が無料

セゾンのリースバックは契約にともなうさまざまな手数料が無料です。具体的には、次の費用はかかりません。

セゾンのリースバックでは更新料がかからないので、通常の賃貸住宅に引越すよりもランニングコストが安くなります。また、固定資産税の負担もなくなります。さらにマンションの場合、管理費・修繕積立金といった費用負担も必要ありません。

賃貸借契約の期間制限なし

セゾンのリースバックなら、売却後も期限なくずっと住み続けることができます。

セゾンのリースバックでは、セゾンファンデックスと3年更新の普通賃貸借契約を結びます。3年という期間は設けられていますが、何度でも更新が可能です。また、更新料はかかりません。つまり、借り主が希望すればいつまででも住み続けられます。

通常の賃貸物件では、高齢になると物件探しが難しい傾向があります。もちろんオーナーと合意できれば契約更新は可能ですが、リースバックと比べると退去のリスクは高いです。ずっと住み続けられる安心感は、セゾンのリースバックのメリットでしょう。

契約者限定のお得なサービス

セゾンのリースバックならではのサービスとして、契約後の特典や優待サービスがあります。

セゾンのリースバックを契約すると、プレミアムサービス「セゾンのリースバックClubOff」に加入でき、各種優待が受けられます。さらに駆け付けサービスやホームセキュリティといった高齢者にうれしいサービスも充実。受けられるサービスを表にまとめました。

種類	内容	概要
セゾンのリースバックプレミアムサービス	セゾンのリースバックClubOff	・対象国内ホテル、旅館：最大80％OFF ・対象飲食店：最大50％OFF ・対象テーマパーク：最大65％OFF ・対象日帰り湯：最大60％OFF ・家事や健康に役立つメニュー：会員優待価格 ・映画やカラオケ：会員優待価格
セゾンの駆け付けサービス	住まいの困りごとに24時間電話対応 1次対応時の調査・点検は無料	・玄関鍵のトラブル ・水まわりのトラブル ・給湯器のトラブル ・窓ガラスのトラブル ・電気設備のトラブル
選べる4つの特典	4つから1つを選んで無料で利用できる	・セコム：ホームセキュリティ ・HOME ALSOK：みまもりサポート ・くらしのセゾン：ハウスクリーニング ・ホームネット：ハローライト （IoT電球による見守り）
ご紹介サービス	リースバック利用中の困りごとをサポートするサービスを紹介	・家財整理（優待あり） ・不用品買取（優待あり） ・永代供養墓（優待あり） ・介護サービス

このように優待サービスが充実しているので、利用したいサービスがある人は特にメリットが大きいでしょう。

事業向けの物件でも利用可能

セゾンのリースバックは、個人の持ち家はもちろん、事業用の不動産でも利用できます。不動産をセゾンファンデックスが買い取り、賃貸借契約を結ぶ仕組みは個人向けのリースバックと同様です。個人事業主や法人名義で所有する不動産がある人でも利用できます。

事業用の不動産を売却し移転すると、業績悪化を疑われるなど、信用問題に関わります。リースバックなら、売却金額でまとまったお金を得ながら、店舗・事務所としての継続利用が可能です。

また、受け取った売却金額の使い道は制限されないので、事業資金として自由に使うことができます。

セゾンのリースバックのデメリット

評判によると、セゾンのリースバックにはデメリットもいくつかあります。利用の判断はデメリットやリスクを踏まえて考えましょう。

対応できるか問い合わせが必要

公式サイトによると、セゾンのリースバックの対応エリアは全国とされています。しかし、一部対応できない地域もあるようです。詳しい対応エリアは問い合わせしないとわからないので、地方の不動産での利用を考えている人にとっては不安な要素でしょう。

利用したい物件がリースバックに対応しているかどうか知りたい場合は、公式サイトの「リースバック無料お問合せ」から問い合わせるか、電話での確認がおすすめです。問い合わせ電話番号は次のとおりです。

家賃は将来増額する可能性がある

長く住み続けられることはメリットですが、家賃が契約時よりも高くなる可能性がある点はデメリットです。

家賃の値上げは、リースバックに限らず、オーナーの権利として一般的に認められてます。物価の資産価値上昇や固定資産税額、周辺相場の上昇など、正当な理由があれば家賃の値上げは可能です。正当な理由がある場合、値上げを拒否することは難しいでしょう。

リースバックを利用するなら、将来家賃が値上げすることも考えてゆとりある計画を立てることが大切です。

セゾンのリースバックの特徴

運営会社	株式会社セゾンファンデックス
サービス名	セゾンのリースバック
設立年月日	1984年2月1日
本社所在地	東京都豊島区東池袋三丁目1番1号 サンシャイン60 37階
資本金	45億9万8,000円
事業内容	融資事業（無担保・不動産担保）・不動産金融事業・ ソリューション事業・信用保証事業（不動産担保）
対応エリア	北海道、東北地方、関東地方、 中部地方（新潟県、富山県、石川県、長野県、山梨県、静岡県）、 中部地方（岐阜県、愛知県、福井県）、 近畿地方、中国地方、四国地方、九州地方、沖縄地方
対応物件	戸建て、マンション、事業用物件
査定日数	最短即日

セゾンのリースバックは、大手ファイナンスグループによる運営で安心感のあるサービスです。事務手数料・調査費用・礼金・更新料といった諸費用がかからないので、将来の資金に不安がある人も利用しやすくなっています。

また、セゾンファンデックスと結ぶ賃貸借契約は、3年契約で何度でも更新できます。希望する限り住み続けることができるのも人気のポイント。住まいの不安がなくなるので、高齢者でも安心です。

さらに、契約すると各種優待やサービスが受けられます。サービスやサポート内容は各リースバック業者によって異なるので、利用したいサービスがあるかという点で比較するとわかりやすいです。

セゾンのリースバックがおすすめな人

紹介した調査結果やメリット・デメリットを考慮すると、セゾンのリースバックは次のような人におすすめです。

まず、クレジットカードのサービスなどを提供するクレディセゾングループが運営するサービスであることは、利用者の安心につながっています。信用できる会社を選びたいと考えている人におすすめです。また、各種費用がかからないので、資金に余裕がない人も安心して利用できます。

さらに、セゾンのリースバックは優待やサービスが充実しています。全国の対応する飲食店や宿泊施設で割引されるなど、家族にもうれしい特典も豊富です。高齢者世帯の家族にも安心の見守りサービスなど、選べるサービスも人気があります。希望すればいつまでも住み続けられるので、老後の住まい・生活に不安を持っている人でも安心です。

セゾンのリースバックを利用する流れ

セゾンのリースバックを利用するなら、次のような手順で手続きをおこないましょう。

契約をおこなう前なら、査定を受けても費用が発生することはありません。他社のリースバックサービスと比較してもよいでしょう。

一般的に、相談から現金化まで最短2週間で完了します。まとまったお金がほしい事情がある人にもおすすめです。

セゾンのリースバックで後悔しないポイント

次に、セゾンのリースバックを利用する前に知っておきたいポイントを3つ解説します。リースバックは便利な仕組みですが、安易な利用にはリスクもあります。先のことも考えて利用しましょう。

将来の出費をシミュレーションしておく

セゾンのリースバックを利用する前に、将来の出費をシミュレーションしておきましょう。

リースバックを利用すると、家を売却したお金で一時的に資金にゆとりができます。しかし、ゆとりができたからと無計画に使うことはできません。リースバックした家に住み続けるには家賃が発生するので、長期的に住むといつか家賃は売却価格を超えてしまいます。

また、デメリットでも述べたように、セゾンのリースバックでは将来賃料が上がる可能性があります。将来賃料が上がることも考えて、ある程度余裕を持った具体的な計画を立てましょう。

売却価格は根拠を示して交渉する

リースバックは、通常の不動産売却に比べて売却価格の交渉がおこなわれやすい傾向にあります。リースバック業者との交渉によっては、受け取る売買代金を減らして毎月の家賃負担を減らすなど、利用者によって柔軟な対応が可能なケースも多いです。

ただし、根拠なく売却価格の増額や家賃の減少を持ちかけると、信頼関係に影響が出る場合もあります。他社の査定額を提示するなど、交渉には明確な根拠を用意すると受け入れられやすいです。

納得のいかない価格や家賃を提示された場合は、無理に契約する必要はありません。根拠を提示して交渉すると、その後の生活も安定しやすいでしょう。

複数のリースバックサービスを比較検討する

リースバックの利用を検討する場合、セゾンのリースバックの他にも複数の業者を比較することをおすすめします。複数の業者の売却金額・賃料・サポートなどを比較することで、より自分に合ったサービスを選択できます。また、交渉の際の根拠としてもおすすめです。

どの業者でも、契約するまでの相談や査定は無料で受けられます。さまざまなタイプのサービスを比較して、セゾンのリースバックが自身の希望実現に最適か判断しましょう。

セゾンのリースバックと他3社を比較

続いては、セゾンのリースバックと類似サービス3社を比較しました。サービス内容などの比較に役立ててください。

サービス名	セゾンのリースバック	あなぶきのリースバック	ハウス・リースバック	リースバックプラス
運営会社	株式会社セゾンファンデックス	穴吹興産株式会社	株式会社And Doホールディングス	一建設株式会社
対象物件	戸建て・マンション・事業用物件	マンション	戸建て・マンション・事業用物件・土地	不可物件なし
対象エリア	北海道、東北地方、関東地方、 中部地方（新潟県、富山県、石川県、 長野県、山梨県、静岡県）、 中部地方（岐阜県、愛知県、福井県）、 近畿地方、中国地方、四国地方、 九州地方、沖縄地方	東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 ・名古屋市（一部除く）・四国全県・ 大阪府・京都府・兵庫県・ 広島県・岡山県・福岡県	全国	全国 （一部エリアを除く）
資金化までの日数	最短2週間	1週間～1ヵ月程度	標準40日、最短5日 （※条件あり）	最短即日
主なサービス	・リースバックClubOff（優待割引） ・セゾンの駆け付けサービス ・選べる4つの特典 ・ご紹介サービス	住設機器故障への対応など	・みまもりDO ・安心サポート	・クロネコ見守りサービス ・ファストドクター ・はじめごあいさつコール ・24時間ホームセキュリティ ・はじめスタイルSUPPORT ・はじめスタイルCLUB OFF
入居時にかかる費用	敷金	敷金・保証料・火災保険	要問い合わせ	無料
公式サイト	公式サイトはこちら	公式サイトはこちら	公式サイトはこちら	公式サイトはこちら

まず、セゾンのリースバックは事業用物件にも対応しており、他社と比べても対象不動産が幅広いことがわかりました。個人用の戸建て・マンションはもちろん、法人向けのサービスとしても支持されるサービスです。

また、契約者特典が充実している点もメリットでしょう。他社と比べても、サービスやサポートが幅広く、さまざまなニーズに合うようなバラエティ豊かな内容になっていることがわかりました。売却価格や賃料が大きく変わらなければ、サービス内容の差でセゾンのリースバックを選んでもじゅうぶん利がありそうです。

資金化までの日数は、最短即日や1週間程度で完了する業者と比べるとやや物足りなく感じる人もいるかもしれません。また、入居時には1ヵ月分の敷金が発生するため、まったく手出しなしというわけにはいかないようです。こうしたデメリットも把握したうえで、利用を検討してみてください。

セゾンのリースバックに関するよくある質問

記事の終わりに、セゾンのリースバックに関連するよくある疑問とその答えをまとめました。利用する前に疑問を解消しておきましょう。

まとめ

クレディセゾングループ運営のセゾンのリースバックは、数々の融資実績が豊富なことで多くのユーザーに支持されるサービスです。さまざまな手数料が無料になり、契約後に受けられる特典やサービスが豊富である点も大手ならではでしょう。

ただし、一部対応エリア外の地域があったり、将来家賃増額の恐れがあったりするなどのデメリットもあります。

他のリースバックと比較しながら、セゾンのリースバックが自分に向いているサービスか判断し、老後生活をより充実させましょう。

---

◆記事で紹介した商品・サービスを購入・申込すると、売上の一部がマイナビニュース・マイナビウーマンに還元されることがあります。◆特定商品・サービスの広告を行う場合には、商品・サービス情報に「PR」表記を記載します。◆紹介している情報は、必ずしも個々の商品・サービスの安全性・有効性を示しているわけではありません。商品・サービスを選ぶときの参考情報としてご利用ください。◆商品・サービススペックは、メーカーやサービス事業者のホームページの情報を参考にしています。◆記事内容は記事作成時のもので、その後、商品・サービスのリニューアルによって仕様やサービス内容が変更されていたり、販売・提供が中止されている場合があります。