NTTドコモは4月4日、企業が通信デバイスの開発や検証をする際に生じるさまざまな課題を解決する「デバイス開発アシスト」を法人向けに提供すると発表した。

同サービスでは、ドコモの5G(第5世代移動通信システム)やLTEデバイス開発のノウハウを生かし、企業の通信デバイスの開発や検証の支援からアフターサポートまでをトータルで実施するものだ。

  • 「デバイス開発アシスト」のサービスイメージ

具体的には、5G/LTEの無線通信全般に関するコンサルティングや、ドコモのネットワークとの相互接続性試験の支援の他、専用検証環境を用いた通信プロトコルの検証、企業の提供サービスにおける各種ユースケースを想定したシステム検証などを行う。また、アフターサポートとして、5G/LTEの通信に関するトラブルの調査・解析も実施する。

5GやIoTの普及に伴い、5G/LTEを搭載したデバイスを活用したソリューションやサービスの提供を行う企業が増えている中、NTTドコモは課題や要望に応じて最適な通信デバイスの仕様策定と開発や検証、運用の支援を目指す。