村田製作所は8月31日、スマートウォッチをはじめ、Bluetooth対応ヘッドセット、スマートグラスなどに向けたエンコーダスイッチとして、スイッチ付きロータリーエンコーダの小型品「micro ES」を開発し、サンプル提供を開始したと発表した。

同製品は、精密加工技術やモジュール化技術によりインクリメンタル型ロータリーエンコーダとタクトスイッチを一体化し、クリック感触、2相のパルス入力、プッシュスイッチ機能を3.4mm×3.2mm×2.3mmのサイズで実現した。

なお、量産開始は12月を予定しており、同社では今後、スマートウオッチ、Bluetooth対応ヘッドセット、スマートグラスなどでウェアラブルデバイスに向けた需要開拓と拡販を目指すとしている。

スイッチ付きロータリーエンコーダの小型品「micro ES」(本体サイズ:3.4mm×3.2mm×2.3mm)の外観