テクトロニクス社は、波形モニタ「WFM8200/8300型」、および波形ラスタライザ「WVR8200/8300型」を、容易に4K対応にアップグレードする新たなオプションを発表した。

波形モニタ「WFM8200/8300型」と波形ラスタライザ「WVR8200/8300型」は、波形、ピクチャ、ベクトル、ガマット、アイ・パターンなどの多彩な4K測定、4タイル表示が行える高性能な測定器であり、日本でも多く導入されている。総合的な測定機能により、短時間のうちにシステム問題や設計上の問題を検出、診断し、修正することができる。また、ソフトウェアによるアップグレードが可能なプラットフォームを採用しており、今回の新オプションも4Kコンテンツを撮影、編集、配信する際に高価な測定器を新規に購入する必要がなく、既存の機材を活用して4K対応にアップグレードすることができる。さらに、優れた性能、機能、アップグレード性を備え、機器メーカ、ポストプロダクション・ハウス、放送局、その他のビデオ・サービス事業者の4K要件に対応する。このように、同社は、常に技術の最先端をリードするだけでなく、投資効果を最大化するための製品リリースを今後も行っていくとコメントしている。

なお、価格は新規導入用4Kオプションが52万8000円(税抜き)、アップグレード用4Kオプションが63万5000円(税抜き)。

4K対応の新オプションが発表された波形モニタ「WFM8300型」