DMM.comは、ものづくりに関係する「人」と「情報」、「ツール」が集まる新Webサイト「DMM.make」を公開した。また、同Webサイトの公開にあわせ、同社の3Dプリンタによる出力サービス「DMM 3Dプリント」は「DMM.make 3Dプリント」と改称する。

「DMM.make」は、ものづくりの裏側や情報、ノウハウ、考え方などを、makerたちが直接シェアするWebメディアの機能と、3Dプリンタをはじめとしたツールを使ってものづくりができるWebサービスを兼ね備えた、ものづくりのためのプラットフォーム。無料会員登録を行うと、makerとして情報を投稿することも可能だ。

また、同Webサイトは複数のコンテンツで構成されている。ものづくりの最新ニュースやイベント情報などが集まるページ「知る」、3Dプリントやレーザーカッター等でものづくりができるサービス「つくる」、makerたちの作品が集まるマーケット「売る」 、マーケットに出品されている作品を購入する「買う」 専門知識が無くても手軽にスマホケースなどを作れる「誰でもカンタン」 といった、5つのコンテンツで構成されている。中でも、「知る」はmakerのための情報発信メディアとなっており、明和電機、チームラボ代表の猪子寿之、FabLab Kamakuraの渡辺ゆうか、野尻抱介、バイバイワールド、森翔太ら公認maker100人が、制作過程などものづくりに関するコンテンツを配信する。

そのほか、「DMM.make 3Dプリント」では2014年2月18日から国内販売が開始されたマルチカラー・マルチマテリアル対応の米・ストラタシス社製インクジェット3Dプリンタ「Objet500 Connex3」を導入。現在は企業向けの展開だが、一般向けのサービスも今後展開予定。ちなみに、同サービスには開発パートナーとしてチームラボが関与し、サービス企画やシステム構築を行っているとのことだ。