Freescale Semiconductorは4月2日、5V電源で動作し、40dB以上のゲインを実現しつつ、1500~2700MHzの全周波数帯域をカバーする2Wの統合パワーアンプ「MMZ25333B」を発表した。

同製品は、GSM/3G/4G/LTEなど、あらゆるセルラー標準規格をサポート。マクロセル基地局のドライバ/プリドライバアプリケーションや、小型セルの最終ステージアプリケーションに最適で、優れた性能と統合性により、部品数の削減、サプライチェーンの効率化、コストの最適化を実現する。また、様々なプラットフォームや周波数帯域に適用できるため、プロジェクト間で再利用が可能となり、部品調達が簡素化されるという。

なお、パッケージは、InGaP GaAs HBTをベースとするマルチステージパワーアンプで、業界標準となっている4mm角のQFN。現在、サンプルを出荷中で、量産開始は4月を予定している。