Net Applicationsから2013年2月のデスクトップブラウザシェアが発表された。2月においてもIEが堅調にシェアを伸ばしており、Firefox、Safari、OperaとChromeを除くすべての主要なWebブラウザが成長している。Chromeはここ3ヶ月連続でシェアを落としており、16%台まで下がっている。

2013年2月ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年2月ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2013年2月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2013年2月短周期一括型バージョン別ブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE 55.82% 微増
2 Firefox 20.12% 微増
3 Chrome 16.27% 微減
4 Safari 5.42% 微増
5 Opera 1.82% 微増
順位 短周期一括型バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 IE8 23.38% 38ヶ月連続1位。微減
2 IE9 21.67% 増加に転じる。成長傾向
3 Firefox4+ 19.15% 微増
4 Chrome+ 16.27% 微減
5 IE6 6.33% 微減
6 Safari+ 5.42% 微増
7 IE7 2.01% 微減
8 Opera+ 1.82%
9 IE10 1.58% 成長傾向

1月の調査においてIE 8が久々にシェアを回復していたが、2月では再び減少に転じている。IE 9に関しても1月に減少が見えたが、2月に再びシェアを伸ばしている。IE 10も成長傾向にあるが、その伸びは鈍い。2月にシェアを伸ばしたIE 6及びIE 7の旧バージョンも以前と同じ減少傾向に戻っている。

Chromeのバージョン別ではChrome 25が登場まもないため、旧バージョンのChrome 24の方がシェアが高い。Firefoxも同様でFirefox 19が公開されたばかりということもあり、Firefox 18の方が上位にいる。ただし、同じ旧バージョンで同時期にリリースされているにも関わらず、Firefox 18の方がChrome 24よりもシェアを伸ばしている点が興味深い。