リンクス、iPhoneを置くだけで再生できる新技術採用のスピーカーを発売

リンクスインターナショナルは、デジタル家電を手がける「OregonScientific」の正規代理店として、iPhoneを置くだけで音楽を再生できるワイヤレススピーカー「Boombero Wireless Speaker」の取り扱いを開始する。発売日は2月1日。店頭想定売価は4,980円前後。

同製品は、iPhoneなどスピーカー内蔵の携帯デバイスに対応したワイヤレススピーカー。最新の無線通信技術「Near Field Audio」を採用しているため、Wi-FiやBluetoothを使う時のような設定をしなくても、デバイスをスピーカーの上に置くだけで音楽などを再生できる。この技術は、デバイスのスピーカーから発せられる音を増幅し、無線で拡声する方法を採っているのだという。

また、スピーカー本体上部に備えられたスロットによって、iPhoneを置くだけでなく、縦や横に立て掛けた状態など、計3通りの置き方が可能。音楽再生のみならず、Facetimeを使ったテレビ電話やオフィスでの会議など、さまざまなシーンに対応するという。

なお、同製品の本体サイズは高さ62mm×横117mm×幅67mm、重量は約210g(乾電池は除く)。電源は単3アルカリ乾電池×3本、またはmicroUSBケーブル(別売)で、最長18時間の連続再生が可能。スピーカー出力は2.5W。対応機種としてiPhone 5、iPhone 4S、iPhone 4、iPhone 3GS、iPhone 3G、iPod Touchが挙げられており、それ以外の携帯デバイスではスピーカーの構造によってワイヤレス再生ができないこともある。その場合、付属の3.5mmステレオミニケーブルで接続した状態で利用してほしいとのことだ。