Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年11月のモバイル/タブレットブラウザシェアが発表された。iOSのシェアが回復したことからわかるとおり、Safariのシェアが持ち直している。Android Browserに関してもAndroidのシェア増加がモバイルブラウザシェアに現れている。シェアは低いもののChromeがBlackBerryやSymbianなどを抜き、4位に浮上している。

2012年11月モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年11月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年11月バージョン別モバイル/タブレットブラウザシェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 61.50% 微増
2 Android Browser 26.09% 成長傾向
3 Opera Mini 7.02% 減少傾向
4 Chrome 1.14% 4位に浮上。成長傾向
5 BlackBerry 1.09% 減少傾向
6 IE Mobile 0.95% 成長傾向
順位 バージョン別ブラウザ シェア 推移 備考
1 Safari 6.0 30.46% 急成長
2 Android Browser 4.0 25.76% 成長傾向
3 Safari 5.1 15.67% 大幅に減少
4 Safari 5.0 7.21% 減少傾向
5 Safari 536 4.61%
6 Opera Mini 4.2 2.39% 減少傾向
7 Safari 7534 1.79%
8 Chrome 18.0 1.13% 8位に浮上。成長傾向
9 BlackBerry 1.09%
10 Safari 4.0 1.05%
11 Opera Mini 7.0 0.98%
12 Opera Mini 4.1 0.94%
13 Opera Mini 4.4 0.88%

伸びは鈍化しているが10月に引き続き、Safari 6.0が成長している。8月までトップだったSafari 5.1は15%まで下がっている。iOS搭載デバイスのアップグレードが進み、iOS5からiOS6への移行がより進んだ形となった。

SafariやAndroid BrowserなどモバイルOS標準のブラウザが上位を独占している中、Chromeが善戦している。Androidデバイス向けに提供されているChrome 18.0が11月に入り、8位にランクインしている。今後も成長を続けた場合、モバイルブラウザにおいてもデスクトップブラウザと同様にChromeの影響力が強くなることになる。