日立システムズは10月17日、美容室やサロン向けに、高額なシステムを導入することなく顧客や売上を手軽に管理できるクラウド型のシステム「Salon's Mate」の販売を開始すると発表した。

クラウド型のシステム「Salon's Mate」サービスイメージ

美容業界の店舗が顧客や売上の管理に利用するシステムは、これまで導入型のシステムが主流だったが、システムの導入や維持に要する費用が大きな負担となっていた。そこで、同社では、月額料金で手軽に利用できるクラウド型の美容室・サロン向け顧客管理・売上管理システムを開発した。

本システムは、顧客管理をはじめ、売上管理・分析、販促などの機能を備え、美容室・サロンの運営に必要な業務全般を支援する。例えば、顧客管理は、顧客の予約状況のほか、過去のカルテや来店サイクル、DM発行履歴などをきめ細かに管理でき、複数の検索条件から検索できる。

顧客情報(基本情報)

売上伝票

また、新規・リピート顧客の数や単価、施術別の売上構成比などを、日別・月別・担当別にリアルタイムで知ることができ、リピート促進や顧客単価アップ、担当者別の成果アップの指標として役立てることが可能。

売上点検

そのほか、システムに関する操作や障害時の問い合わせ、パソコン操作やMicrosoft Office(WordやExcelなど)の操作に関する問い合わせにも、専門の資格保持者が対応する。

「Salon's Mate」は、システムの利用に伴い発生する初期費用が1社あたり3万円(税別)から、月額費用がパソコン1台あたり9,800円(税別)から。