ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は8月7日、グラフィックスIPコア「SMAPH-S」がクロノス・グループからリリースされた最新のOpenGL ES 3.0APIに対応したと発表した。

クロノス・グループは8月6日にOpenGL ES3.0の仕様をリリース。OpenGL ES2.0に対して、重要な機能強化と下位互換性を提供する。OpenGL ES 3.0の主要な機能は下記の通り。

  • トランスフォームフィードバックサポート
  • ユニフォームバッファオブジェクトとバーテックスアレイオブジェクト
  • ピクセルバッファオブジェクト
  • 同期オブジェクトとフェンス対応
  • 複数描画ターゲット
  • 2のべき乗でないサイズのテクスチャや3Dテクスチャ
  • ETC2/EACテクスチャ圧縮フォーマット
  • デプステクスチャとシャドウ比較

クロノス・グループは、OpenGL ES 3.0のコンフォーマンステストを提供するためにOpenGL ESアダプターズプログラムを6カ月以内に更新するという。DMPはこのスケジュールに沿ってOpenGL ES 3.0に完全準拠したIPコア「SMAPH-S」シリーズの顧客への提供を開始する予定。