蘭NXP Semiconductorは3月13日(現地時間)、ARMより「Cortex-M0+プロセッサ」のライセンスを取得したことを明らかにした。

NXPのAlexander Everke氏(EVP & General manager, High Performance Mixed Signal business unit)は「NXPは多くの8bit MCUをCortex-M0ベースの製品で置き換えてきた。現在、我々の製品は、UPSやHID、Active Cableやタッチスクリーンといった用途で利用されている」と述べた上で、「8/16bit MCUマーケットを32bit MCUに置き換えるベンダのリーダーとして、NXPは現在のリーダーシップを守るべく、Cortex-M0+プロセッサをラインアップに追加することにした」と説明した。

なお同社は既に70以上のCortex-M0ベースのデバイスを量産出荷しており、ここにはセグメントLCDやCAN、フルスピードUSB、1.8Vデバイスオプションなど多彩なものが含まれている。また同社は2mm×2mm角のWL-CSPパッケージや、SOP/TSSOP/DIPパッケージなど、様々なパッケージでCortex-M0搭載製品を用意している。