Cirrus Logicは、アナログ・フロントエンド(AFE)ICの新製品「CS5484/80/90」ファミリを発表した。同製品ファミリは、業界最高クラスの電力測定精度を実現しており、単相および多相のユーティリティメーターやスマート電力製品などのスマートグリッド向けアプリケーションにおいて、実証済みの電力計算、柔軟性、性能、コストを最適化するものと同社では説明している。

同製品ファミリは、有効電力量、無効電力量の両者において4,000以上のダイナミックレンジ当たりの誤差0.1%の高い測定精度を実現している。あらかじめプログラムされた電力計算エンジンにより、手動でのプログラミングが完全に不要となり、セキュリティ上の不安も軽減する。2秒の較正時間は競合するSOC製品よりも最大10倍も高速で、これによって生産ラインのサイクルを早め、コストも低減できる。

また、同製品ファミリによって、システム設計者は最高クラスの性能を低コストで入手でき、市場の急速な状況変化への対応に必要な柔軟性を実現することが可能となるという。

なお同製品ファミリは現在量産中で、10万個注文時の単価は0.75ドルとなっている。CS5484は28ピンのQFNパッケージ、CS5480は 24ピンのQFNパッケージ、CS5490は16ピンのSOICパッケージで、それぞれ出荷が開始されている。