MonoTouch allows developers to create C# and .NET based applications that run on Apple's iPhone and Apple's iPod Touch devices.

XamarinはMonoTouchの最新版となる「MonoTouch 5.0」を公開した。MonoTouchはクロスコンパイラ、ライブラリ、ツール、Xcodeインテグレーション、デバッガ、デバイス経由デバッガなどが含まれたアプリケーション開発キット。C#などの.NET対応プログラミング言語を使ってiPadやiPhone向けアプリケーションを開発できるという特徴がある。

「MonoTouch 5.0」の最大の特徴は、リリースされたばかりのiOS 5に対応した点にある。説明によれば、MonoTouch 5.0を利用することでiCloud経由のクラウドストレージの利用、Twitterの活用(メッセージ、URL短縮化、写真アップロード、位置情報利用など)、AirPlayを経由したストリーミングの実施、Bluetooth経由による外部デバイスとの通信、Newsstandの活用などを実現できるという。

MonoTouch 5.0の発表段階ではまだドラフト版とされているが、MonoTouchを使ってiOS 5の機能を利用するためのサンプルコードを解説が「Introduction to iOS 5」にまとまっている。具体的にどのような機能が利用できるのか参考になる。